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アルバム&ソロライブタイトルの『TOKYO 午前3時』
何年か前、古川さんのチェロと塩入さんのピアノデュオで聴かせていただいたのが、今頃のコンサートでした。
そのときは『雪』が添えられていたと思い出し、レポ後のcodaでポエムを書いてありましたので(楽天のブログにて)懐かしくリピートします。

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[ Christmas Live Coda ]

「君は…僕には勿体無い。僕よりもっと…」

大好きな貴方の唇を無機質な即答で無理矢理塞ぐ
「そう」
(勿体無いと思うほど素敵な女が、貴方を好きと言ってるのよ)
…声帯に届かない心の慟哭は冷たい夢の雨音だけが聴いていた

解っていたの
貴方の優しい眼差しの中に映っているのは私じゃない
いつ裁判が下されるのか 怯えていた
待っていた言葉は
「勿体無い」

最高に嬉しくて一番ズルいフレーズで出逢いのラストを飾ってくれたのね
私は精一杯の微笑みを貼り付けた貌で貴方との別れを受け入れましょう
「解ったわ」

墨暈しで闇に浮き上がった辺り一面を静寂が支配している
雨は涙粒の雪に姿を遷していた
…TOKYO  雪 

この闇色にさえ染まらない純白の画布は
都会の喧噪を鎮め、ビル群も木々も情景を白いオブジェへと塗り変えていく
雪の舞い降りるリズムが闇に明を動的に刻み込む
命をふきかえそうと
端正な静寂の響きと闇に潜む沈黙が音色を欲情させる
欲情は雪を融かし大地の熱情とで絡み合い心に沸き積もっていく
私のからだは音楽をどうしようもなく熱く求めていた

3 a.m.
純粋なる創造のための序曲が生まれゆく狭間
雪の跫音は
廻り逢える愛の鼓動が動き出すときめきと同期した

「勿体無い」のフレーズは貴方へリピートするわ 
   fine

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ライブを聴いている時間は現実でありながら
とても抽象的な余韻を残してくれる。
そこから私の感性に想いを馳せられる楽しみが生まれゆく。
音楽はいとも簡単に時空を飛び越えてしまう。

塩入さん作曲の冷たい夢♪を古川さんのチェロで聴いた余韻は
前半の女性の心へ情景をうつしました。
そこへ
TOKYO 3a.m. 雪♪が繋がっていった。
闇夜と夜明けの狭間の時、
その瞬間ゆえ、雪へ遷した情景を想い、雪の跫音(きょうおん)、
静寂という繊細であたたかな音色に包まれながら、
この唯一の雪を目にした偶然の悦び、
そして朝、光る雪にはしゃぐ楽しく喜ぶでしょう、人の姿を観ました。
弾む心が沸いて来て、新たなる出逢いを求める意欲へと繋がっていきました。
 takako.