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10月23日(日) 川井郁子ヴァイオリンコンサート
出演:川井郁子(vn)/塩入俊哉(pf)
111023豊科交流学習センター「きぼう」/長野県安曇野市豊科5609番地3
15:00〜16:30

Program
 エル・チョクロ/アンヘル・ビジョルド
 ゴールデン・ドーン/川井郁子
 水百景/川井郁子
愛のあいさつ/エドワード・エルガ—
 タイスの瞑想曲/ジュール・マスネ
 リベルタンゴ/アストル・ピアソラ
休憩
 無伴奏パルティータ三番よりガボット/ヨハン・セバスチャン・バッハ:ヴァイオリンソロ
 荒城の月/滝廉太郎:ヴァイオリンソロ
 宵待草/多 忠亮
 プレフュードとアレグロ/フリッツ・クライスラー
 チャルダッシュ/ヴィットーリオ・モンティ
アンコール
 アメイジング・グレイス/賛美歌

手元にあるプログラムの曲順とは違っていて、ご本人も申されておりましたが。当日入れ替えたのでしょうか。
曲順までも、変えても暗譜なのがスゴい。
takako. 

余談
アメイジング・グレイスでは4人の米良さんのお顔と声がよぎっちゃいました(*^^*)ゞ

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コンサートでのMCは演奏者を直に感じ取れる大きな魅力要素です。
ファンであるから聴きにいきますのでアーティスご自身の近況とか、私達への感謝の気持ちを込められて申され、もちろん嬉しいですし印象に残ります。
今回のコンサートでは川井さんは難民キャンプでの様子、この地(安曇野)の印象、偶然見かけた光景の感想などを饒舌(フレンドリ〜〜)に語られました。それらのお話が未だ断片的ではありますが印象的に心に残っているのです。
…塩入さんのご紹介は記憶から飛んじゃったかも〜!?

軽妙な語り口でお客様を寄せるMCではないのに、何故でしょうかと気づき考える時。
川井さんのコンサートで学ばさせて戴いてきていたのです。クラシックの曲を判り易く解説なさる方の先駆けではないかしらと思う。曲説で私も興味を持ち、深められる。
プラス最近は、先日の如くご自身の体験を熱心にお話ししてくださる。純粋な熱意が伝わるのです。
活動の宣伝(も含んでいるのでしょうが)より、難民キャンプの人々の表情、声が感じられる。曲の奥を探求し続け、オリジナリティな独創へも変貌させている感性が、社会そして人と育まれた高いコミュニケーション力を、お客さまをもすんなりと音楽的コミュニケーションでも惹き付ける能力の高さをずしんと感じました。
母親そして女性での目線をハードルを低くされてお話なさる。声のトーン。聴きとりやすさ。
演奏では私達が真剣に聴くほどに応えてくださる聴き入る音色。
自分を守るMCではない演奏も外へ前向きへと広げる懐の大きさでです。

エル・チョクロから幕は開きました。え?リベルタンゴじゃないの?
Programの順序を入れ替え、コンサート会場で異なる雰囲気をさっと読み取られ(或いは予測?)ての構成。
今日の客層にジャスト!川井さんの生はお初の方が多そう。一曲目は見惚れますでしょう。ぽ〜っと音色と美貌に夢心地。
そしてオリジナルと皆どこかで聴いている耳馴染みのある曲でリラックス。から、一部ラストのリベルタンゴは盛り上がりましたもの。頭ひとつ分(もといっ次元が違いますが)上回っておいでる。
ん?リベルタンゴがオープニングならば、塩入さんのイントロは違っていたのでしょう。それはそれで聴きたかったかな…鮮やかな火花が飛ぶ演奏がカッコよかったです。
第二部はキンキンギラギラのドレスに感嘆のため息、いいえ歓声も上がったほど。
そしてソロでの無伴奏パルティータよりガボット。バッハの無伴奏です。
無伴奏は素人には教則本の印象があり、川井さんでは意外でした。トリル(ヴァイオリンでもそう言うのかしらん)の軽やかさと滑らかさがいいな。重音が綺麗で華やか。午後の優雅なタイムにはぴったり。
日本の歌曲はとても心に沁み入りました。
海外の反応も良いという荒城の月。艶やかで高いテクニックゆえのBowingの響きがどこまでも侘び。静やかに心を潤すのです。ポルトガルのファドとも評される哀愁の宵待草。耳を澄ませば澄ますほど、歌曲、哀歌のその繊細な音色には秘め事が託されていると感じます。バッハが生きていた時代に活躍していた川井さんのヴァイオリンが日本の歌曲を奏でるなどど296歳は思っていたのでしょうか。

クライスラーの曲はドラマティック。美ほど儚い。、儚いようで強いでも強いようで儚い。真逆を聴き、ピアノとがっつり組んだ原曲の近い入魂の演奏に唸ります。超高速がスゴかったぁです!
チャルダッシュは余裕で、はい前回意表を突かれた緩テンポはもう一緒に楽しませていただきました。 アメージンググレイスはゆったりとした時の流れ、超高音の音のひとつひとつの美しさは何と表現すれば…心が洗われていく愛おしい音。その彼方の時空から現代へと繋ぐ人のココロのかけがえのなさ、296歳のヴァイオリンが素晴らしい何人もの演奏家の手で音楽の神髄を繋いでこられた伝統性をしみじみと感じさせる感動的な演奏で終わりました。
世界共通言語である音楽が心を癒し、動かすことを海外の活動でも体感している方の演奏であると心にしっかり刻みました。
バッハの時代から生きている御自身のヴァイオリンが2015年に300歳を迎えられる。その時の川井さんの音色を聴きたい!次はどのようなステージになるのか、わくわくするワタクシです。
ヴァイオリン300歳の音色を聴きに行かれる日を楽しみに待ちます!

ワタクシからの宣伝。フィギュアの世界大会で川井さんのレッドヴァイオリンに乗せて演じた選手が優勝!おめでとうございます。 会場拍手〜。に、『わたしじゃないんですけど』と笑う川井さん『香川県はうどん…しかないんですけど」さりげない会話にも親しみを覚えました。

もとい 
フィギュア〜〜 あ〜〜塩入さん音楽監督の年末恒例行事メダリスト・オン・アイス2011。
チケット発売10月29日からです!
特別招待選手は Mr.ステファン・ランビエル 曲が楽しみっ