松原健之さんの、初めて生姿と生歌を楽しんで参りました。
ウオータークリスマス チャリティコンサート@大垣 は水の郷なのですね。
第一部は養老福祉作業所の皆さんによりますハンドベル演奏(三曲)と県立岐聾学校岐聾響太鼓の演奏(二曲)。松原さんはコンサートの中で皆さんのリハーサルを拝見し、一生懸命な姿に感動したと仰っていました。積み重ねた練習の成果が発揮できた、集中し一丸となって表現する音楽に胸が熱くなりました。
そして客席が暗転します。
あちらこちらに赤いハート型のペンライト(というのかしら)が光っています。わぁおキレイ〜。皆さん胸元に置かれまるで心臓の鼓動を現わしているかのよう。一寸した演出効果もあったと思いました。
塩入さんご登場〜(パチパチぱち)

松原健之(vo,タンバリン)/塩入俊哉(pf)

Program
Prologue もみの木♪ Piano Solo
最初はシベリウスの樅の木♪?、な感じからあぁ皆さんよくご存知の もぉみぃのき〜もぉみぃのき〜〜♪です。モミの木♪でChristmasConcert
第二部松原健之コンサート開幕
王子様
松原健之さんご登場
雪 
 青葉城恋唄 
 冬のひまわり
 なごり雪
 初恋 with タンバリン
 赤とんぼ
 津軽のふるさと

追憶のオペラ Piano Solo

 愛のうた
 きよしこの夜
 金沢望郷歌
 もし翼があったなら
 Elegy こころの道
 歌の旅びと

encore
 見上げてごらん夜の星を
 あなたに花を

epilogue もみの木♪
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
同期の音色も加わっての雪♪
松原さんの歌声はほんっとクリスタルヴォイス。キレイ〜〜♪
間奏で”たけし〜"(と聞き取りました)の掛け声と、ハート型のペンライトも盛り上げています。演歌というより歌謡曲なメロディ。打ちこみ?バックの音色も含めて塩入さんのアレンジが嬉しく想いました。オリジナルに添いながらもアレンジで加わっているのでしょう、ストリングス系の音色が好きです。
雪が降るぅ〜〜、雪が舞う〜♪の繰り返しでヴィヴラートが綺麗に伸び柔らかな雪が空から沢山降ってくる風景を思えば「雪が舞うっ」っとさっと切って止める歌い方にドキっ。視線から消える儚い雪を。もしやアナタへの想いを断ち切る決意なのかもと(演歌じゃ)細やかな表現を松原さんに感じました。
東北そして仙台への想いを込められて 青葉城恋唄♪
ここからはピアノオンリーでの進行。サビでの松原さんの伸びやかでクリスタルな声に酔い酔い。そのヴィブラートの美しさまで鏡に映しキラキラと反射させていく中音高音を煌めかせる華やかなピアノ!塩入さんの音色の開花宣言〜いいえっ満開がもう来ました!とぞくぞくしました。
冬のひまわり♪
松原さんのハイトーンヴォイスが女性言葉?でしょうか。とってもリアルに女性。支えている方が主人公、素敵な曲です。
なごり雪♪初恋♪with タンバリン
おなじみの曲がメドレー(曲はフルですが)風にのって流れていく清々しさに懐かしさを回顧します。リズムにあの頃の若かった無邪気な気持ちを今も抱き続けている王子様が飄々(テレな感じで)と歌うのがちょっと可愛い(すみません)わぁと思いました。
赤とんぼ♪
ピュアトーンです。歌詞のひとつひとつが心にじわっとくるノスタルジー。ラストはスコア通りならばすんなり終わりで落ち着くはずが、違うのよ、一オクターブ上がりました!緊張しました。なのに余韻は残さずすっと次の曲へと進んでいきましたので、津軽のふるさと♪の前奏曲のような効果も感じたのです。ドラマティックな津軽のふるさと♪は拍手が途中も起こる程でした。気概を秘めた力強さがある。皆さん好まれる曲とのこと。

そして塩入さんのソロは。追憶のオペラ♪
松原さんが衣装変えのためステージから一旦退場なされ、客席は気が緩んだモード。少々ざわつきが始まりました。咳き払いもしばしば。第一部からも含め合間の休憩タイムは必要。チャリティーライブですし年代も含めて様々な方々が聴いていますので、気が緩む空気感は当然の状態と思います。歌でもないのでPiano soloは心のBGMとなります。
んが!
曲が進むにつれ(読んでくださる皆様は追憶のオペラ♪を御存じと思います)塩入さんの演奏に集中して聴いている。惹き込まれて会場が鎮まって(咳もなくなって)いったのです。ワタクシの贔屓目ではございませぬ。この曲における起承転結のドラマ性そのものが観客を惹き付け(前もっての曲説は無しで演奏のみです)閃光のような煌めきを見事に捉えた、生き生きとドラマティックに弾き切り大いなる説得力をもたらしていたと張りつめていく空気感が知らせてくれました。
この手応えがものすごく嬉しかったです!

…っとそんなワタクシの感動は伝わるハズもなく、塩入さんはさらさらっと次の曲へ進みました
愛のうた♪
と、クリスマスということできよしこの夜♪
優しい歌声、皆さんが歌われる心地よい空間に、第一部で聴かせていただいたハンドベルの音色も憶いました。皆さんで歌う時は塩入さんのピアノが穏やかになっていました。
ココからは松原さんのオリジナル&ヒットパレードです。
客席をくまなく廻られ握手をなされながらの歌です。金沢望郷歌♪
松原さんがだんだん近くにくるわぁとみとれてばかりで、スミマセン曲が…。
ただ、このまぁちにうまれ〜たけし(かけ声)このまぁちに生きる〜たけし(かけ声)
直々のご指導でかけ声のタイミングは覚えていて、未だ記憶が濃いです(笑)
もし翼があったなら♪ Elegy こころの道♪
次第に希望を見いだしていく歌詞の流れに声の調節が巧み。最初の曲雪♪で感じ取ったままに。それが小細工でなく=せこい!?印象を与えることなく、最終的にはスケールの大きな歌い回しへと描いていくので歌詞の意味通りに希望が見え納得している自分が居るのです。歌詞に込めた歌の力を思うときです。
こころの道♪での塩入さんのピアノがギター?マンドリンのトレモロへ変身した音色にびっくりしました。松原さんの激情に伴う音のダイナミックさがずしんと曲の厚みを強固にします。
歌の旅びと♪
わかぁ〜すぅ〜ぎぃて〜♪ すわりぃ〜たあぁ〜い♪にメロメロっ。艶めいて色っぽい(*^^*)
どことなくオペラチックなのよ。それでいて旅の空へすうっと伸びていく澄み切った節回しとも聴こえる。歌の生命力を掴んだ滑らかな声がバックの芳醇なオーケストレーションの流動性でフィナーレへと見事に繋いでいた。
アンコールは見上げてごらん夜の星を♪
キーが高い!っとピアノのイントロでビビリました(笑)。松原さんの声のハイトーンが、これがまた見事に綺麗。スカッとするくらいに気持ちがいい!最初はお客さまも一緒に口ずさんでいましたのが、ドラマティックな塩入さんのピアノと相まって聴き入る体勢へと変わっている。特にラストはミュージカルのワンシーン、ラストシーンを観ている感動のよう、胸がいっぱいに。コンサートでのエピローグでもあると感じました。

12月には音楽療法のミニアルバム『風よはこんで』がリリースになりますと。もっちろん塩入さんプロデュース&アレンジです〜と御紹介くださいました。(^^)
そのCDの中からラストはあなたに花を♪
手拍子ノリノリ、明るい曲想に純粋なお花の色の美しさを写していると。歌声喫茶?な感じにお客様は大満足、いっぱいの笑顔と拍手とたけし〜の声援で応えていました。
楽しかったね!が沢山残るコンサートであったと思います。

松原さんの生歌をやっと聴くことができました。力みを感じさせない自然なフォルムの中に声のコントラストを聴き、歌の重みが言葉と音楽を繋ぐ在り様が松原さんの声。
クリスタルさに耳を奪われ一聴すればさらり系な感じを受けるが、最初の雪♪で感じたままに、明瞭かつ微細な表現がデリケートからドラマティックな歌詞における世界を明瞭に描き分け、ディクション(発音)の巧みな構築性が感慨深い曲の内面を伝えてくださった。心に響くのです。
楽器ならば音色。塩入さんのピアノです。彫が深く呼応し合う音色がバランスを持って投影されての素晴らしいコンサートであったと思いました。
松原さんは演歌歌手の方ですよね。&ジャンルが広い。実際になごり雪、初恋、見上げてごらん夜の星を〜の曲を歌ってくださいました。充分に歌い込まれた巧さにぞくぞくっっ電流走りました。想いが込められているのでしょう。曲へ導入していくMCが自然で滑らかで客席との会話もお上手。
だから、欲が出ます。松原さんが演歌以外の曲ゆえに選曲なされたきっかけ、エピソード or いつかコンサートで語っていただけると有難いです。(もしお話なされていましたら、歌の余韻に酔い私の脳には届いていなかったと笑ってやってください)

男性の歌声は、ハイトーンヴォイスに弱いワタクシ
このまぁちで〜たけし!と叫び、ハート型ペンライトを胸に王子様と握手している日がやがて…
どうしましょ〜
takako.