フォークヴィレッジ in 松本
1月7日sat. 17:10〜20:00 @まつもと市民芸術館 主ホール
出演:南こうせつ/尾崎亜美/杉田二郎/ばんばひろふみ

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あの素晴らしい愛をもう一度:All Star&南こうせつBand

マイ・ピュア・レディ:尾崎亜美
愛のはじまり:尾崎亜美  with 山羊さん
天使のウインク:尾崎亜美
オリビアを聴きながら:尾崎亜美
明日に架ける橋:尾崎亜美&南こうせつ

春から春へ:ばんばひろふみ
冷たい雨:ばんばひろふみ
いちご白書をもう一度:ばんばひろふみ
SACHIKO:ばんばひろふみ  4曲エレピ:綛田陽啓

戦争を知らない子供たち:杉田二郎
題名のない愛の唄:杉田二郎
男どうし:杉田二郎
祈り〜Prayer:杉田二郎 4曲エレピ:塩入俊哉

神田川:南こうせつ(敬称略)
すみません。4曲歌われたと思います、この曲しか存じませんm(_ _)m

アンコール
風♪ 〜ひとはだれもただひとり:All Star あんど南こうせつBand
また逢うその日まで〜〜という歌詞を覚えている曲(*^▽^*)ゞ : 同上 + お客さま

Band、ベースの河合徹三さんを以前聴いていますのでこの方のみ。サイレントベースを弾かれてまして思わず凝視なワタクシ。
つづきます。
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あの素晴らしい愛をもう一度 はAll Stars。
思えばカーティスを除いてほぼソロコンサート。大きなステージに主役がずらりと並び、ギター御三家!Nice Guys!
ギターがしゃかしゃか〜切れ味颯爽と鳴らす分厚いアンサンブルには気負いがなく、自然体であるかのよう歌詞と一体化してリラックスできる空間を最初から作っていた。 これがおじ様世代の貫禄技なのよ。
まずは尾崎亜美さんのステージ。
フォークというより彼女はポップス、いいえもっとパワーを持つロック系?あっ!フォークロックのお姫様が似合う。
キーボードの弾き方もダイナミックですし、ちょっぴり甘くハスキーな声の質量が大きい!パワフルで痺れました。同時に彼女の歌でピュア&メロウという言葉を知りちょっと背伸びしたくなった頃に想いを馳せる。女子っていいよね。彼女の歌詞と声には女の子(許して(*^-^)ゞ)だけがわかる無邪気な感情が女性と女子の曲間を行き来している。今もピュアな可愛さそのまんまなのね(*^^*) 

そしてばんばひろふみさんご登場。
曲説、導入がものすごく巧い方。知らない曲も知ってると思えてしまう!?一緒に歌ってください!って言われたら知らない曲でも一生懸命きいちゃいますもの(笑)
以前ディナーショーでばんばさんの生歌を聴いたことがあり、その時クロ系眼鏡を掛け生ピアノを弾かれていた方の伴奏が、ヴォリュームありいい感じ〜と今回も楽しみにしていたのです。生エレピでしかも正面を向かれるスタイル。ですので両手が鍵盤の上を跳ね回るのがとってもよく見えました(客席は私、後ろの方です)明瞭で流動的な音の流れは悠々としており気持ちがスカッとする。音量全体でのイメージでエネルギッシュとまとめて聴こえるので、その厚い音の中に細やかなフレーズがさざ波のようにデリケートに押し寄せてくる音も聴いてみたいわと欲が出ました。生意気です(*^-^)ゞ
SACHIKO♪は明朗で軽快なのにシビアな歌詞がばんばさんの声で優しく後押ししていくのよ。この年代の方が歌ってくださるからかしら。お人柄が滲みでるのでしょう。

お待ちかねの杉田二郎さんご登場。
戦争を知らない子供たち♪
最初から、がつんと皆さんが聴きたい曲を持ってくる方は…思うに、 育ちのよい方なのです。
出し惜しみしないという(笑)
あんど 塩入さんのエレピやっぱりいいわぁとにんまり。淀みない音の連なりに柔軟さがあり、保ちながらしなやかな流れを作っている。コーラスもありよ。弾き語りはなかなかお目に掛かれませんので、お得。
MCでは杉田さんの真面目さがとても感じられました。
そして題名のない愛の唄♪
今迄軽快な曲を聴き続けてきましたので、会場が一気にロマンス・グレーに染まる。愛いっぱいラブ・ソングバラードです。
ラヴ・ソングには”愛している””好き”とストレートに歌われる曲が多い。
私の捉え方ですが歌手によっては感情移入大で添う、というよりご自身の恋愛世界での陶酔が曲に浸かっていることと映り聴こえてしまうと逆に私は引いちゃってる、込めた感情を表現できることが真髄であることも、本来ならば共感し熱くなるのがホント……情けなく恥ずかしいのですがどうぞと心が離脱し冷めていくのです。私の、歌に添うという心地よい空間をつくって置こう。そんな時がある。
私達は眼中にないの〜と妬いているのかも(笑)&もしや、どっぷり愛系はワタクシには不似合い!?と得ている?(笑)
楽器が好きなのも音色が代弁することで曲想との異空間があるからなのかも。想いを聴き出す瞬間のときめきが合う。大きなジェスチャーも拘らない、さりげなさの断片に見え隠れするRomanticismを妄想(笑)し見えない空間を大切におこす感情が私らしい音楽への寄り添い方なのかも知れない。
んが、どうも怪しくなってきました(笑)冷めないのよ、むしろじわじわ緩やかに空間距離が狭まっていく。この歌には
杉田さんの深く堂々とした歌声に、歩まれてきた人生の素晴らしい実りを聴いていたのですね、愛の説得力でしょうか。憧れの一言です。
ドラマティックに彩る塩入さんのピアノゆえに今日歌っていただけたのかも〜(贔屓目(*^-^)ゞ)と思いました。
感動の余韻は本日のライブで初めて訪れた、水を打ったような静寂が物語る。泣けちゃいそう。

男どうしのお話から、再び歌へ。
手拍子で空気がほぐれていきました。ピアノソロも艶めきながらリズミックに跳ねて一気に駆け抜ける。リズムの多様さ心地よさはやっぱり塩入さんでなくちゃ〜(*^^)vうふっ
杉田さんのラストは祈り♪
エレピ独特のファンタジックな音色に変身〜♪ ステージのバックには多数の星(豆電球?)が輝きを放ち、滋味深い祈りの歌声が静かに心を潤してくれる。
祈り♪、2011年へ捧げ、生き続けたい曲であると再認識しました。

南こうせつさんの登場で客席からいっぱい手が挙がり、わぁこうせつさんのファンの方が多いのねと気付いたワタクシです。バンドの皆さんもお揃いで演奏もパワーアップ。会場の温度も一気に上がったと思います。
こうせつさんの曲を一曲以外は知らずですみません。ベースがサイレントベースの音色があって、耳が張り付きました。底辺をぐぐっと支える音の余韻が心穏やかな感覚に包まれました。
前後しますが、コンサート終了後、駐車場出口渋滞中ゆえ車中で空くのを待っていたのです。すると楽屋口にタクシーが数台止まり、出演者の皆さんにこやかにお帰りになり、ラストはこうせつさん。ファンの方々が大勢待ってらして、こうせつさんはご自分から歩み寄られておひとりおひとりへ丁寧に会話と握手なさっていました。そのお姿と気持ちに、よかったですねと心底思いました。外は既にマイナス5℃。かなり寒かったはず。待ってらしたファンも私の心もほっこりほっこり温まりました。

コンサートへ戻りアンコールはAll Starsで風♪
ひとはだれも ただっひ〜とり〜♪なんだか泣けてくるのよ。
ただひとりの孤独が影を落としても。そこにすっと手を差し伸べる人間関係の温かな和が生まれている。響きとハーモニーで繋がれ、フィナーレでは一体となって周りの皆さん、歌ってました。 気がつけば3時間弱、たっぷりなコンサートでした。

出演者の皆様が語ってくださったヒットを生んだ時代へ人間の体温ごとタイムスリップし、世相を含むフォーク音楽が人間と社会を培い培われてきた現代ではなかなか得難い無骨な気質と育んでいたメルヘン、現状の身体的状況を笑いでお話なされ、楽天的ではないけれど、でも必ず何かに向かって生きているんだという強い信念を持たれ、生き抜いている楽しさの様が、異なる素晴らしい個性にそれぞれの歌手の方に必ずある。
音楽の喜びを伝えたい止まない意欲の漲りを覚えていました。

私達ゼネレーションもファイトっです!
ありがとうございました。
takako.