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カーティスクリークバンド 結成33周年記念ライブ
〜伝説のネイチャー・フュージョン・バンド Live at JZ Brat〜
Mambers:さっか利郎(sax,fl) 八木のぶお(harmonica) 平野 融(b,g) 平野 肇(ds) 塩入俊哉(pf)

3月5日Mon. @JZ Brat sound of tokyo 19:30〜22:15(休憩あり)

Set List 作曲者が判る曲は記しました。
1st  
1. Driftin':平野 融 
2. With You All Day Through :カーティスのテーマソング
さっか先生のごあいさつ
3  Moon Shin:さっか利郎
4. Dear Malletta
5. Jetty:平野 融
塩入さんのご自身による曲紹介(*^^*)v
6. 君がここにいて:塩入俊哉
7. 摩天楼のkiss:塩入俊哉
8. スロージョセフソン:さっか利郎
9. Curtis June Bug:平野 融

2nd
10. G
igue:塩入俊哉 SpSax & pf
11. (すみませんtittl判りません(*^-^)ゞ):さっか利郎 Sp Sax & pf 
平野融さんご自身による曲紹介 
12. 夕凪にワイン:平野 融 Gt & Harp
13. Bonny Bird :平野 融 Gt & Harp

14. I believe your love:平野 融
15. The Last Wasteland 最後の開拓地
16.  Flashing Spirit
17.  Spare Man

アンコール
Ivory Coast :さっか利郎
Star Compass 星の羅針盤:八木のぶお

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照明が落ちメンバーの皆様がステージでスタンバイ。 どきっ。
さっかさん、八木さんをセンターに皆さんが並ばれると、オープニングの音色が聴こえずともオーラが漂う。五人の大人な男性の圧迫感もあり面食らいました(思えば単純にステージ上人数が少ないライブが多かったのでした。おほほ密度ね
その重くのしかかった(と1人思い込み)空気に涼風を通してくれた、ピアノのイントロはDriftin
カーティス・クリーク・バンドセカンドアルバムのタイトル曲です。Blueの空と海のアルバムジャケットが浮かび、ピアノが柔らかなドリフテインのメロディを奏で音楽も風通しが良くなり、ライブが動き始めました。
Harpがそしてベース、優しいドラム、サックスが加わっていく。緩やかにHarpとサックスがユニゾンで揃う。重なっていく響き具合に長年の呼吸、活動なされていた80年代初期に本能的にインプットされていた資質の近似を思いました。
風通しが良くなったところへドラムのスティックが鳴り、えっ もうカーティスのテーマソング。With You All Day Through
最初の方で聴くと、”ライブへ帰ってきたよ” なメッセージで聴こえる。『33周年記念ライブだよ〜さぁいくぞー〜(*^^*)』とね。
漠然と、変化していく構成の流れを予感し軽快な曲と共に心も弾む。
ハープの八木さんの滑らかで自在なプレイはさすがです。応えるさっかさんのサックスも熱を帯びて余裕すら伺えました。
Moon Shin
ピアノのイントロがNight です。滑り込む平野さんのベース、さりげなくこの曲のリズムが好きだったりする私。カーティスの曲は、フュージョンはそうなのかなリズムがとっても複雑だったりするので耳が張りつきます。前回のライブの時、ギタリストである平野さん、”ベースは(あまり弾かない!)…"とお話なされた記憶が。でもずぅうっとベースマンに徹してます。今夜は。ベースの音色も大事です、底辺が落ち着きます。Moon Shinで気付いたのでした。
ひと呼吸の余韻から いやん、ピアノ&ハープがぴったり寄り添う Dear Malletta
ロマンティック極みの名曲。私の最近のお気に入り。ドラム平野肇さんとのTrio Ver.はDear Malletta'33 Anniversayリアレンジと題して欲しい。前回のRevueがよみがえる素敵な曲です。
悔しいのはこんなにもロマンティックな曲で惹き付けながら踵を返すようにJettyが始まるのよ。
聴き所は皆さんのアドリブソロ解禁。 ハープ&サックスツインのメロディから、なんてたって塩入さんのピアノソロが皮切り。今夜はトリルを駆使。粋を散りばめてスリリングな展開。サックスは切れ味と滑らかなメロディをそしてハープは伸びやかな波形で音を空へ伸び上げて、ピアノのトリルのお返事?なハープトリルもスリリング。(後述、指が自然に震えると(^v^))ベースはギターかと思っちゃう細かいメロディに指さばきを見つめてしまいました。低音ですが柔らかく弾んだ音がキラリと光り存在あります。皆さんのアドリブながら音の粒が丁寧なのですよね。

さぁ変化していた構成の流れ、最初のこたえです。 塩入さんの作品二曲!が登場。わぁい。
「自分の曲を吹いてもらえるとは思わなかった。嬉しいです」塩入さんのお話から、
君がここにいて
優しい笑顔が訪れ心穏やかな感覚に包まれる幸せなひと時ですね。ハープのソロがメロディーを引っ張る音色の先にはkimiが。サックスがJazzyな感じで上下する音色、ベースがウッドベースのように聴こえるリズミカルなメロディが互いの体温の揺れるぬくもりのように包んでゆく。
心の流れのままに導かれる優しさのメロディが聴こえてきました。
そして、演奏に違いも。With You〜カーティスのテーマソングではユニゾンの形態そのまま、この曲からお一人お一人の楽器の特長をメロディに載せて表現し、揃うことからむしろ対比へと導いている変化。
そこに、より演奏者の味わいを濃く載せる流れを聴きました。ピアノが装飾を施し、底辺を支えるドラムが穏やかな協調と親和で添えるから。カーティスの体制は崩さず個の味を生かした曲であると思いました。
ユニゾンから一人称カーティスへ。を感じました。
またタイトルの一人称が、カーティスはメロディを色々な方で繋がれていくので、 you から all of you へな気分が私達にはちょっと嬉しい。
さっかさんの『ロマンティックなやつだな〜』の前々回での発言が浮かぶ摩天楼のkiss
SaxのソロにAORな調べ。ボズ系を思う。未来に向けた眼差しが描かれる。明るい音色に描き続けた想いを抱き果てなき未来へ生きていこうな信念を感じさせる響き。一人称からユニゾンが復活する流れに絆を聴き、戯れるようにメロディを奏でていくピアノが様々な楽器の動きを意識しながら一つの象徴となる摩天楼のビルへの融合を目指すかのよう。眼下に広がる宝石箱のネオンが眩く輝きもまた近未来なのだと、小さなひかりの集合体に不時着しようかな。ほんっとに素敵な曲です!
スロージョセフソン一部ラストはCurtis June Bug
二曲ともSax&Harpの律動的な表情が力強くスケールの大きい曲と思う。 Curtis JuneBugは中間部分でのアドリブ演奏が聴き所。八木さん(ハープ)は透き通るしなやかな音色が、ベースの平野さんはフットワーク軽くギターの如くな演奏。 ふと底辺楽器がソロを奏でても曲が、あれれどこかへ行っちゃったよ〜となるのではない、ドラムとピアノがきっちりと曲の主題を握っているので、中心がぶれないのよね。 曲はソロで広がっていくけれど、揺らぎを加えても遠心力で戻っている。
これぞ隠れ家なのです。

満員のお客さまの気が温かい。
そして二部は再び流れの変化あり。
さっかさんと塩入さんのDuoでGigue (定かではありません。ピアノ曲でジークという曲があり思ったのでした)
舞曲でしょうか。Saxが穏やかに漂うような語り口から軽やかな転回を見せる。オーボエのソロで聴きたいなぁと思いました。今迄にない曲。 アンニュイな空気に漂う、今の時代を象徴しているかの如くな楽曲であると。
闇へ投げ出されたあの瞬間。どこかへたどりつく地を夢見て心は漂流し続ける。彷徨う日々に、語らずとも寄り添えるリズムが共に創りだしていこうのスコアへ。心の鼓動とステップを踏んでいた。
曲想とは別に勝手にね、心の内面性に似た私達女性の語らいを聴いている、そのままおしゃべりしている感覚。うふふっと笑ったり、そうよね〜と納得していたり。お話の内容も変わっていくのが転回なの、メロディに言葉のイントネーションが合っていった。まるでアフタヌーンティーのひと時。さりげない日常を描いている。この時間も大切な時であるの。あくまでも上品に、優雅なマダムです。心と耳に残っています。
さっかさんの新曲は語らいからぐっとポエジックにsaxは、中間では外へと感情も込み上げるが、だんだんと自己の内面へ沈潜するデリカシーな曲。
新曲の二曲、フランス映画を観ている感覚でした。
次の二曲はハープの八木さんとDuoで平野融さんの曲で夕凪にワインとBonny Bird
今夜初めてのギター?かしら。ギターのソロ、擦り上げる音がかっこいいのよね。
 心地よいフュージョンそのもの。気分はフランスからハワイへ飛ぶわよ。
風がおさまる至福の時。ラスト遠ざかっていく音の先に夕凪の終わりを聴き、風が戻り夕日の中でシルエットが動く柔らかな音も感じました。 夜明け前、私達が目を覚ます前、地平線に広がる濃い空の青みの静けさに、小鳥達がささやき合いをはじめたトーンを聴くBonny Bird穏やかなギター、透き通るハープの調べは涙モンです。

ピアノとSax、ギターとHarp の編成で曲想が明らかに違って居りました。
二曲づつ対極とも取れる曲の要素が明晰に解り、斬新で素敵!
違いは、平野さんの作品は曲はすっと身体に融け込みシーンを思い浮かべればそこには憧れる情景が居る。
塩入さんさっかさんの作品は、クラシカル調で予想できない展開なのに、メロディと一緒にお喋りしうふふっと笑う、隣の友人と語らっている自分が居る。曲を身近に感じていました。音楽が身体に融け込みながらもシーンを連想する感覚の方優位であるので遠ざかる一方に、予想できない展開が曲を聴き込み心が語り始める音楽の近さ。不思議です。
心にすっと添ってくる楽曲の極意がここに!
この辺は次のライブでの自己課題としましょう(笑)

I believe your love
bonny Birdの囁きで夜が明け、静かに大地には確かな光りの筋が韻を踏むようにピアノ、ハープ、フルートと折り重なっていく。フルートのソロにはタイトルのLoveの喜びが噴出しています。
最後の開拓地ルアーの名前ということです(私釣りは皆無です)
前衛的な曲。ピアノとベースが昂揚してフルートが厚い雲のあわいから光線を川面に射すかのようゆっきりと呼吸するように近づいて、開拓地を発見するのよ。 フルートの乱舞する音色が喜びを聴き、探検は続くよな未知の世界があるようでぞくぞくします。
Flashing Spirit
カーティスのテーマソング、With you と並ぶ軽快な曲。ソロが良い!快活に進むピアノ、右手の音の連なりが鮮やかでJazzyに熱い。
八木さん曰く”自然に手が震えてくるような?”ウイルス感染力を持って次のサックスへハープへベースと感染。感染してもきっちり自分のスタイルは崩さない大人な表情の音に痺れます。
Spare Man
タイトルの意味ならば代役ですよね。コミカルにも聴こえちゃう楽しい曲です。平野さんのPerが時々お茶目な音色を入れて、立ち上がってノリたくなりますね。二番手なだけに明快な自由さがあって楽しい。すっきりとまとまっているのは、いつお声がかかるや知れませんので、直ぐに体勢を整えられるようにね。
ノリノリでのアンコール一曲目はIvory Coast
初夏、薄緑色の若葉が柔らかな風を受けて笑っている。その微笑みが、ぐっと込み上げに変わったStar Compass ワタクシだめなのよ、ピアノとハープが同時に奏で始めるこの曲。一音でぐっと来ます。
この曲でラストを迎える幸せをいっぱい感じました。テーマにした平野さんの朗読のライブもありましたし、歌詞のない曲が色々な広がりを持つ事を教えてくださいました。
中間でのハープのソロ、Saxのソロメロディがこれは塩入さんのアレンジ、細やかなパッセージ にはシンプルなメロディに託された美しい響きのつなぎ目を丁寧に磨き上げ多層的に飾り磨きをかけ、クライマックスへのドラマ性を濃くしていると聴いていました。
ラスト ハープのド〜〜 シンプルなほど息を潜めて描く音の曲線を追いたくなる、限りなく美しい音色とはこういう音色であると心の記憶領域に刻みました。

ポップスとも演歌ともAORともJazzとも違う。カーティスの音楽が好き。
違うのではなく、総てを含み、その自由さのグルーヴ感、アドリブも私は好きなのです。 皆さんがご活躍なされているコンサート等のジャンルを重ねれば合点がいく。
皆さんが奏でる音楽は様々なジャンルでの音楽性を行き来しつも、資質的な近似を聴いていた。
そこにユニゾンというスタイルを保持しつつも、個性を色濃く載せる一人称表現での出番が待っていることも今回のライブで実感できました。
34周年ライブも行かれますように〜
takako.

ところで、カーティス・クリーク・バンド、略してC・C・Bでよろしいかしらん……カーティスにしましょ。
ゴーヤは八木さんです。星の羅針盤は石垣島??