プログラム

Mr.Bassman 齋藤 順Marron Neue Night in スイートベイジル139
3月19日.mon.
Member:齋藤順(cb)/塩入俊哉(pf,acco)/小林健作(gt)/阪本純志(perc 太鼓)
Guest:西口久美子(vo)/広田智之(ob)/宮川俊二(ナビ)
一部
伝えたい気持ち:齋藤順
Marron Neue :齋藤順
漂白の旅路:塩入俊哉
君への想いは永遠の祈り〜映画『白夜行』より:齋藤順・平井真美子
見上げてごらん夜の星を:永六輔/いずみたく
太陽がくれた季節:山川啓介/いずみたく
タランテラ:ボッテシーニ

二部
アリオーソ:J.S.バッハ
シチリアーノ:J.S.バッハ
主よ人の望みの喜びよ:J.S.バッハ
バッハに捧げるプレリュード第2番:齋藤順
マヨルカ島の夜明け:齋藤順/木村隆哉
オブリビオン:A.ピアソラ
リベルタンゴ:A.ピアソラ
アンコール
アヴェ・マリア:J.S.バッハ
モスキート20XX:齋藤順
ブラック・バス:齋藤順
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ブラックバス♪の曲が流れる中、ステージ正面のスクリーンにオープニングの映像が流れる。
Marron Neue Night 開幕です。
ピアノのイントロに招かれMr.Bassman 齋藤順!ご登場 伝えたい気持ち
優しいメロディが大好きな曲です。
気持ちを伝えたい女性が目の前にいっぱいいます(本日のお客様)手が言う事をきかなくなるという息子(Mr.Bassman)は想いを伝えられるのか?ピアノがはらはらドキドキっ。躊躇いがちなメロディを奏でるMr.Bassmanに思わず素顔をのぞいちゃったとキュンとしました。(マイクを持たれればイメージは大きく覆されました・笑)春の日だまりのような暖かなバックの演奏でBassのお花が緩やかに開花していきます。
早速のメンバー紹介から、ライブのタイトル曲 Marron Neue (マロン ノイエ)Night
マロンちゃん(齋藤家ニューフェイスのわんこ)の家。先輩二匹にいじめられて逃げ帰る自分のお家であり=、がこのライブハウス。とのご説明。Bowingの音とギターのつま弾くメロディが交互に語られて子守唄の安らぎを覚えました。夢の数だけ泣き瞳から溢れる涙をそっとギターが拾い集めている。温めた夢色のぬくもりを抱きしめてる瞬間(いま)に生まれたての純粋な想いが宿り、いつしかNeueには笑顔が戻っている。音楽に抱かれて幸せな夢を見ているのでしょう。ライブという時間から覚めたくないです。
んが、ハッと覚めるピアノの音。に太鼓の音!Percの阪本さんがステージ前面で太鼓を抱えてお出まし。
はぁっ!よぉっ!のかけ声とともに、ドラムではなく和太鼓の音!
どどんどんどんどんが続くよどこまでも。流れにリズムの縦の線がくっきり刻まれ、ベースの音が高音域に感じてしまう本能的な響き。
足元から響く音に唖然としつつ何かが始まる予感に満ちた幕開けに昂ります。
太鼓が一人歩きしないピアノのメリハリの利いたソロが融け込む 漂白の旅路新作です。
リセットした心のすべてを染め抜いていた存在に気付く季節。終わりのないトキメキが続く限り、笑顔でずっと見つめ合っていたい。強い結び付きが大地で息づいているしるしは、雪融けの路に二人の足跡がいつも近くで寄り添っている。続くラストでは誰もが手に入れる術を探している未来にそっと触れた気がしました。前衛的で勇気が沸く曲ながらおおらかさを聴きました。
Bassがブ〜イブイ明瞭に聴こえてくるメロディにぞくぞく!完全燃焼系です。

白夜行より、君への想いは永遠の祈り
映画『白夜行』のピアノが陽=雪穂。コントラバスが影=亮司でしたね。前回のライブでは映画のシーンも映し出されました。を思い出しながら。
おどろおどろしたベースのソロから始まります。もうどよぉ〜〜んとホラー映画の如く引きずり降ろされまして、不穏なコワさに縛られて引っ張られて、それがですね、闇の向こうにぬくもりを宿した小さな春の木漏れ日が射すの。そこからは神々しい音のシンセの波が小さな春を祝福するかのように祝ってれる。つかの間の幸せを。ミステリアスさは曲のラストで完結です。
そして、ゲストの西口久美子さんご登場で、見上げてごらん夜の星を
イントロでベースのソロが入って、白夜行のイメージをすっと変えてくれた。
静かに語り唱う、西口さんの声に先日のSTBのコンサートを思い出していました。
ささやかな幸せを祈ってる〜♪ベースのメロディソロもデリケートで良かったです。
心が穏やかに落ち着いたところで、西口さんの♪太陽がくれた季節の音源がかかり、そこからこの曲でアレンジ講座。
演歌風(西口さんのコブシがなんとも巧い)、クラシック風(ピアノコンチェルト、ピアノが待っていましたとばかりにバリバリどクラシック!を豪快に鳴らす〜)、ハードロック風(ドラムとエレキがこれまたばりばり〜)Jazz風(Bassがやっと目立ちました、ピチカートがカッコイイ!)
西口さんの歌い分け、動作、表情の効果!もあって解り易くタイヘン盛り上がりました。…(カッコ内の皆様=サポートメンバーも思いっきり楽しんでらしたと聴きました(*^^*)v)
あははっです。8月23日も再現してくださるでしょうか。ならば、タンゴver,シャンソンver,サンバVer. 沖縄民謡、ってジャンルなのかしらん?西口さんの唱いながらの笑顔が毎回素敵と思います。
ライブハウスは何気にJazz風が似合う、ピッチカートの熱気に会場も和らいで、
一部ラストは、きっちりコントラバス大家、ボッテシーニの曲、タランテラで締め。
太陽がくれた季節を基本に、色々なジャンルを多彩なアレンジで聴かせていただきましたので、クラシック好きとしましては本流へ戻ったわ。ピアノのド!クラシックイントロも嬉しい。コントラバスの超絶技巧曲ですね。毒蜘蛛のタランチュラにかまれると毒を抜く為に踊り続け解毒するという、舞曲です。ヴァイオリン曲のサラサーテの序奏とタランテラを重ねました。Bassでのタランテラは低音ゆえの凄みがリアルコワい。途中緩やかで綺麗なメロディもなんだか毒が廻りそうでとても安心できません。弾く方もタイヘンと予想できますが聴くほうもたまったもんではありません(笑)でした。
ブラボー!

お待ちかねオーボエ奏者の広田智之さんと齋藤さんご登場でバッハのアリオーソ
ライブハウスでは歓談進行中に二部の開幕。演奏も始まり、自然な流れでオーボエの音が響き渡ります。
軽妙なトリルから一音一音のエッジがくっきりと響いてくる端正な広田さんの音色と思いました。
伸びやかで透明感あるオーボエとBassのDuo。音域の差がとっても広いと思うのですよ。ベースが上下を丁寧に広げる演奏の聴き易さと感じる真摯さに深部にあるバッハへのソウルフルな敬愛を感じさせます。またオーボエを真っ直ぐな美しい音色で温めていると思いました。オーボエの生のソロ、久々です。
「どうもっ」ご挨拶な広田さんがかわゆい(^ー^* )v
MCは広田さんを交えて楽しいおしゃべりタイム。アルバムカメレオンバッハの宣伝だったと思います。
Duoからメンバーの皆様お揃いでバッハのヴォサノヴァ風、シチリアーノ
う〜〜〜ん(^ー^* )極楽極楽。
颯爽と淀みなくオーボエが旋律を奏でていると、最初はギターだけの伴奏に、オーボエの音色に誘発されて次々と仲間が増え、緩やかな装飾を加えていく演奏が爽やかな風が幾重にも重なっていくハーモニーでオーボエを一層引立てていました。ベースは目立ってはおりませんでした(笑)
主よ人の望みの喜びよ♪
聴けば直ぐにお解りの曲です。んがっ とんでもなく斬新。
えっ!ドラムが先行。ロック?ううん、Jazz、にびっくり致しました。おなじみのピアノソロもありでギターも同調。そこっへオーボエが様々なアプローチと細やかなパッセージを挟むのでメロディが音符と葉擦れするようで面白い。アドリブを挟んでしまえば次次とご指名を繰り返し延々と続けられる曲にもなりそう〜。踊り明かしましょう〜な勢いがいいですね。主(腫瘍)を判断するために曲に多角的な検査を施したのでしょうか。
広田さんのNew Album カメレオン・バッハ。遠慮せず真正面からバッハ曲の門戸を叩いて開いたアレンジは聴き所ありです。以上ゲスト広田智之さんのコーナーでした。

齋藤さんがセンター位置に戻られて、バッハのモチーフを取り入れた曲、
バッハに捧げるプレリュード第二番
無伴奏チェロ組曲、プレリュードのイメージでもコントラバスですBowingで音域をより広く感じ慈悲深い。何気に弾かれていますが音の落差が大きい指さばきもタイヘンなのと思いました。
荘厳なBassソロにはシンセの音色が合います。チェンバロのよう。音楽の呼吸が築かれている自然体の雰囲気。このようなメロディには齋藤さんの無骨で真摯な姿が反映されていると聴き取れます。MCでの楽しいおしゃべりとは別人!の錯覚が沸きます(すみません)バッハへの敬愛の念が滲みでているとも。厳かに空気を纏めたら、
う〜〜んナイス(^ー^* )ギターのスパニッシュなソロイントロは昨夜の酒場の匂いが残っているマヨルカ島の夜明け
地平の彼方からゆっくり昇り始めた太陽が光彩を広げながら生命を起こしてゆく。音の飛沫が弾け飛ぶ波打つピアノにギターPerc が時々、きらっと鋭光を海面に放射する。音楽のチカラと夜明けの共通点、その時間だけのエネルギーの放出、を引き出すためだけに進むベースの力強さは惜しみなく朗々とした舞曲(な感じ)で心のひだを潤していった。ピアノの揺らぎのメロディは潮風と陽射しをたっぷりと浴び自然に佇む気持ち良さを届けてくれる。
終盤ではピアソラです。
大好きなオブリビオンとリベルタンゴ
塩入さんアコーディオンです。この音色がいいんだなこれがっ。伸びが、哀愁のメロディが忘却というタイトル通り、シンプルになるほど寒々しい音風景になると思うのです。がこのシンプルさが逆にヴィヴラートの陰翳を、アコーディオンと遠く〜から入るBassの音だけを追っている私が居て(他の音ももちろん聴いていますが、引立つのよね)。耳と感性をそこだけに集中させる吸引力のオブリビオン。記憶の底へロマンを探し求めている。仄かな幻想的ロマンを漂わせ、音は発した端から消えていく儚さ。でも記憶にずしりと残ります。オブリビオンはBassVer.が私は一番好きです。
Bassの緩やかなソロで始まるリベルタンゴ
特にBass中音の滑らかな響きが安定していてすごく素敵。、楽器が加わっていくとライトがぐるぐる目覚ましく交錯するかの如く音のシャワーでギター、Percの切れと鮮やかなテクニックのピアノ、加速して、堂々パワフルなBassは華麗にそして豪壮にラストを一挙に駆け抜けていきました。このグルーヴ感はなかなかございませぬ。
まりこさんがコメントで書いてくださいました、演奏者=楽器で微妙にアレンジも変化しています。是非是非皆様生ライブで聴いていただきたいと願います。

ステージが暗転し、皆さんは退き、前面のスクリーンに、CDカメレオンバッハのメイキング映像が流れました。ギターの遠山さん、ピアノの阿部さん。バックで流れる曲もモスキート〜バッハなどなど。映画を見終わる感覚に、いやんアンコールがまだよっ♪
ちゃんと応えてくださいました。
ナビゲーター宮川さんのメンバー紹介でステージへ戻ってこられた皆様。
オーボエの広田さんも加わられて、バッハのアヴェ・マリア
Jazzy〜ピチカートも弾むBassドラムプレイもはまる、リズムは何拍子なの??そんなのどうでもよくなる(わからない(*^-^)ゞ)明快でなんともダンサブルです。ギター、ピアノ、ベース、ドラム オーボエ皆さんアドリブ満載ノリノリ、これぞJazz。ラストにしっとりオーボエのソロが入るのでソプラノの天上的な響きがもたらす純真な感覚に心が清らかに洗われるようでした。
そしてきたゾ〜モスキート20XX
ベース奏者齋藤順さんの存在を焼き付ける演奏と曲の斬新さ。オリジナルカクテル持つ手も止まります。そんなに若くはないお客さま(っとMCで申されていた)にも聴こえるモスキートの乱舞。時空をうねり、宇宙空間へ放たれた音楽の異次元世界が面白すぎっ!生演奏、音のど迫力にコーフンしました。
拍手喝采の波を鎮めていくピアノDUoでのブラック・バス
今宵の夜会はMr.BassManの演奏で締めくくられ、閉幕しました。

オリジナル作品に新曲を加えた演奏者のBass Man、アレンジャー齋藤順さんが見るバッハのスコアには、音符の一つ一つに足が生えていって色々なジャンルへ踏み入って饒舌に語る音符面白さをいっぱい聴きました。バッハに好奇心おう盛な気持ちが芽生えて、こう書いてみたくて仕方がなかったのかも?その当時に貴族が聴いていたら椅子からずり落ちるか、出て行くか、ブラボー?想像するだけで楽しい。アレンジャーでのご活躍も楽しみです。
Marron Neue Night マロンのいえ ナイト
マロンちゃんがいじめられて逃げ帰る家(が)、無いと(ね)。(このライブハウスがそうであり。私達にもそういう場がナイトね)このライブが雑念を忘れさせてくれるお腹の底から笑い、笑顔で過ごせるお家であったこと。
そして素敵な楽曲で演奏者 ”Mr.Bassman齋藤順” がいっちばん輝くライブに酔いしれた思い出を心のMarron Neue永久保存したいと思います。
ありがとうございました。
takako.