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杉田二郎 45th Anniversary
きたやまおさむを歌う 〜戦争を知らない子供たちへ〜
企画・演出:きたやまおさむ/出演:歌:杉田二郎/お話:きたやまおさむ 
Members:塩入俊哉(pf pianica)/齋藤 順(bass)/岩井眞一(gt)
ゲスト:古川展生(vc)/岡崎倫典(gt)/吉川忠英(gt banjo)

4月8日sun.@日本青年館16:15〜19:15頃? 
Opening act  かもめ児童合唱団 の合唱2曲
ピアノのイントロで第一部開幕 ステージ壁面は窓。
Allきたやまおさむ氏の作詞曲です。
涙は明日に
青春のわかれ道
朝陽のまえに
昼下がり
題名のない愛の唄 piano only
夕陽よおやすみ with 古川展生(vc)吉川忠英(gt)
16の春 with 古川展生(vc) 
白い鳥に乗って with 岡崎倫典(gt)
祈り〜prayer〜

二部 ステージ上に背骨tower?出演者分6本〜8本?(笑)
帰ってきたヨッパライ 
水色のスーツきたやまおさむさんご登場トーク炸裂
「一部も二部もレベル高いよ」杉田さん「音楽監督が全部まとめてくれた」(はいっtakako.心で御返事)
さらば恋人
早く逝こうとする君
積木 

あの素晴らしい愛をもう一度
地球のどまんなか
戦争を知らない子供たち with かもめ児童合唱団
encore
Memberおひとりおひとりご登場&杉田さんとかたぁ〜い握手
男どうし
歌と皆さんとその拍手

鬼才じゃない記載に間違いがありごめんなさいm(__)m

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アルバムジャケットを見ながらも
「塩入 ありがとな」
…杉田さんの声がよみがえる
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
45周年記念コンサート(何気に45年ってスゴイと前置き)

ピアノのイントロと拍手に迎えられ杉田さんご登場。
長めのゴージャスな前奏を聴きながらチラシに書かれていた文を想う。
『…4/8(日)青年館で私達は皆さんと共に、歌い、語りながら"20世紀からこれまでに生み出した作品を振り返ってみる"ことにしました…』(ちらしより抜粋)
周りのお客さまの年齢層、65歳を迎えられた杉田さんの活動の歴史…ワタクシなぞは取るに足らない人生経験しか持ち合わせてはいない。
杉田さんの人生を語る曲をきたやまさん曰く、完成度満点、レヴェル高い音楽として届く期待をイントロに予兆し、フォーク系とは違う音の構築性が、こんな感じ(^ー^* )という安心から、ステージが近くなりました。
きたやまおさむさんのお話を伺えばRevueはちっぽけな文に過ぎずを根っこに自分の記録として書きたいと思いました。
涙は明日に
イントロで厚い音の層を聴いたそのままに懐深い演奏が杉田さんをがっつり支えている。
脈々と沸き上がるギターとベースの細やかな刻みにピアノが時々鳴らす明るい音が耳に残り魅力的。自分の恋愛を投影させた愛情を根っこに置いて哀しみを乗り越えていく歌詞が殆どの中、己の悲しみを語るのでなく、泣いている君の姿で励ます歌の説得力に気持ちが添う。1971年25歳で作られた歌とは驚き。作詞家!包みながら前に押し出す優しさを演奏で、涙をぐっとこらえ背中を押す強さと厳しさを杉田さんの声と明快な早さゆえにすんなり受け入れられる、明日の涙は嬉しい涙へ、自分で変えていかなくちゃいけないのと諭されます。
青春のわかれ道
ギターのシャカシャカと鳴らす潮風が心地よい。風にも音色があるのよ。
杉田さんの渋い声には爽やかにシャララン〜のコーラスで波が寄せる。海辺で潮騒へ消えて行った女性の姿を追っているね。”今年も来たさ〜” 年月の流れを感じる歌詞も良いですね。
以前ならフォークソングそのもの。そのままで聴いていたならきっと古くささを覚えたと思う。アレンジで肩の力がすっと抜ける洒落た曲に変身しているのではと思いました。
朝陽のまえに
静から動へシャカシャカギターがアグレッシヴに手拍子と一緒に弾けていく。
”早く”の歌詞に急かされ切れまくるリズムにエレキのソロが短くも鳴り響き、心は急ぎ、でも静観している姿の対照を際立たせていた。秘めた若いエネルギーが迸りを始める勢いにぞくぞくです
昼下がり
スケール豊かな堂々たる演奏にエレキギターの素敵な響きが味わえたバラード曲。
そっとシンプルな響きに時間が止まった昼下がり。流れていく時間にさりげなくストップモーションがかかれば私は優雅でおだやかな光の中にいました。
題名のない愛の唄タイトルの紹介で拍手が沸きました。人気曲なのですね。
piano onlyで綴られるLoveSong。曲の核心一点に集中する緊張がぞわぞわと高揚し、優しく逞しい杉田さんの声と独特のヴィヴラートの強弱の配分に添ったピアニズムが細かく織リ込まれ、また大きな振り幅で彩るので、ピアノオンリーでも曲全体を見事な拡がりを持たせている。音の美しいしぶきが空間に舞い上がります。
まさに、塩入さんのバラード曲におけるドラマティックさここにあり〜!です。 杉田さんがじっくり育みながら愛おしく歌ってきた曲であると思いました。
甘美な空気に気持ちも心も充たされたところへ、お待ちかねチェリスト古川展生氏ご登場
アルバム"戦争を知らない子供たちへ”でトップを飾る曲夕陽よおやすみ
最初の出だし、ゆったりと雅なチェロの音色で既にうるっと来ていたワタクシでした。 もうおひとかたのゲスト吉川忠英さんのギターが柔らかな慎ましやかさに杉田さんの穏やかな歌い口が無垢な気持ちを連れて、間奏での古川さんの綺麗な響きは、二階席で聴かれて良かった!と思うほど天上に響いていきました。この切なさとピアノ、ギター、チェロが奏でるヒューマンなぬくもりは他では味わえないと言い切ります。家路へと向かいたくなられたと思います。
16の春
ピアノとチェロが同時に奏でるのよ。合図もなく。さりげなくスゴいです。この曲もフォークでしょうね。それを塩入さんのアレンジがフォークの通俗性を払拭し、メロディと歌詞の持ち味を生かしたドラマを想起するセンチティブでノスタルジックな空気を醸し出しているのです。女性の心の曲です。ステージ上が総て男性の皆様…女心を知られてる??
既に知り尽くされた、な年齢の皆様でしたね(*^^*)
会場の空気が音楽的充足感に満たされている気を受け取っていました。 そして、さぁイキの良さで突き進もう!バックに降りていた窓枠が消えて一面空が広がる、白い鳥にのって
ギターに岡崎倫典さんが加われましたので、ギターが超かっこよく切れ味抜群。またね、席からみていると弦楽器を奏でる、手の動きが鮮やかに揃って素敵なの。
もちろんウッドベースもよ!齋藤さんのつま弾く指と音もノリノリ。今日の空の如く陽光に照らされた楽器が光彩を放っていきました。
一部ラストは祈り〜player〜
以前のアルバムでずっと聴いていましたので、山本潤子さんの声とDuetをこころで聴いていましたが、杉田さんソロも良くて優しい声での柔軟な表現に移行しとても沁みました。その声を一瞬ギターと思ったのですが、多分ピアノ?がマンドリンのトレモロを奏でて流れを残している。私ものすごっくびっくり。すごっ。来世へな暖かみを感じさせる綺麗な響きでした。願いをかける間がない不意をついた流れ星も素敵。
大事な休憩時間をはさみ、
ステージ上に背骨tower?出演者分6本〜8本?(笑)なセットを謎に必死に考えつつ答えが出ないまま、二部開始。ワンつースリーふぉ〜 ”オラは死んじまっただ〜”宣告無しの帰ってきたヨッパライ
先日ラジオで聴いていましてもやっぱりライブは違う。初めはぽか〜〜ん(笑)そうか原曲は早口でヘンテコな声でした。と思い出すくらいなのに、真面目な杉田さんが見事にはまっていました。なんていうのかな素朴さに強さがある。囃し立てる演奏がお茶目でも動じない。いつかライブで素敵なヤジ(笑)が飛ぶようになればと願います。もしくは大合唱〜♪
水色のスーツきたやまおさむさんご登場トーク炸裂「一部も二部もレベル高いよ」杉田さん「音楽監督が全部まとめてくれた」(はい!takako.心で御返事)
きたやまさんのこの発言が、後の杉田さんの「塩入 ありがとな」へ繋がったのと私はうるうるしていました。
さらば恋人
皆さんご存知ですよね。オリジナルに添ったアレンジが ウッドベースが時々鳴らす音がエレガント、滑らかな転調と厚い音の層で古き良い曲をこんなにも爽やかに届けてくれる。一緒に歌われている方がいました。自然にそうさせるのですね。
きたやまさんが故加藤和彦さんを思い書かれた曲です。 早く逝こうとする君
ピアニカの音色が天国へ想いを繋げていく。ギターは朴訥と語り続けている。時間経過で次第に落ち着いていく気持ち、杉田さんがしみじみ語り掛けるように歌う声にじんときました。
きたやまさんご自身が一番好きな歌。 積木
"ナイフのような言葉のかけら やさしい君を冷たく傷つけた"歌詞が印象的、、攻撃的でロマンティックではないとお話されていましたが、
女性としましては男性の違う一面であるやはりロマンティックな部分。曲が明快で冴えています。冒頭のハーモニカの音色も。う〜〜ん私は思い遣る気持ちの表れは言葉より、行動かなって思っています(文章長いワタクシが苦笑)ので、この曲の女性も主人公の言葉より、行動で気持ちを読んでいたのではないかしら。だからこわしても積み上げていたと思いたいですね。
きたやまさんの興味も沸き、楽しいおしゃべりですっかりリラックスムードにこの曲 風
私は、シューベルツ?より杉田さんでの「風」がスタンダードです。口笛もいいなっ。同じメロディの繰り返しを演奏が多様なニュアンスで変えている。後半、ギターが揃って和音を切り込むところがなんとも鮮やか。しなやかな風が今、ここに吹いてくる実感に流行った時代の優しい記憶だけが蘇ってきたことに気づくのでした。
大層な終わり方が素晴らしい(笑)のでもう一曲。 あの素晴らしい愛をもう一度
手拍子と流麗な音の流れにきたやまさんもコーラスを入れていたと見ました。自然に歌っちゃいますよね。ピアノのたららららん〜の音もちゃんと聴き取れるのね。重厚な音の切れ間のない流れの中に、楽器それぞれの持ち味が生かされているのと嬉しく聴きました。
無言な一瞬が流れ…「あっそうかしゃべらないと(きたやまさん)」杉田さんは、ひたすらギターのチューニング!?まったく気にしていない様子に、
会場笑い。実直な方ですねぇ。その方が、 地球のどまんなかでちょっとコミカルさをプラス。
カントリーな曲と思いました。何でも来い!な自信に満ちて、人生を謳歌している。年を取る事も楽しいんじゃないかって思っちゃう。しっかしどの曲もほんとに音の層が綿密で厚い。弦楽器とピアノのみ。ドラムorパーカッション系を使わず、使わないので会場いっぱいに細やかな音色の波が押し寄せる、勇壮な流れはまさに本物のアコースティックライブであるのです。
戦争を知らない子供たちwith かもめ児童合唱団
オープニングアクトで歌われた合唱団、未就学児も混じっていました。オープニングで身体を揺らすのも揃ってはいないのが逆に、垢抜けていない素朴な子供たちであると私は好意を持ちました。
その子供たちが一生懸命歌う"戦争を知らない子供たち”
チラシに書かれていた杉田さんの言葉『そして「戦争を知らない子供たち」に込められた想いを、これから21世紀を作り上げていく子供たちへ手渡します』
永久に戦争を体験しない子供たちでいられますように。と願わずにはいられません。
じ〜〜んがとまらないまま、 encore前、Memberおひとりおひとりご登場&杉田さんとかたぁ〜い握手。これまたじ〜〜〜んが止まらない。
男どうし
きたやまさんとの二人の事を歌った曲ですが、このコンサートでのアコースティックな音総てが男どうし! 身体の芯をグッとグッと揺さぶる躍動感に満ちた音色、大層な(笑)集結での終結が鮮やか。素晴らしい仲間たちよね、悔しい〜〜(笑)
でもラストに、嬉しい!私達へ向けてくれた曲。応援してくれる皆さんへ、の曲って滅多にないから感激!
歌と皆さんとその拍手
ポップな曲でまだまだ音楽への情熱は続いているさのメッセージも込められているようで嬉しく、ラスト、やっとベースのBowingがきたぁ〜と音色にも喜び、杉田さんの深い声に情を感じていました。ノリノリに歌い手拍子一体な会場に喜びを重ねて拍手を贈ることがステージに立たれる方への讃辞になるのと深く刻みました。
コンサートですもの。ダイレクトに届く精一杯の拍手を贈り続けていこう!休憩時間を抜いても三時間のコンサート。疲れを感じさせないお姿と声にまだまだいけるじゃん!
杉田さんの音楽への情熱と底力に心が熱くなりました。

楽しく聴きながら、20世紀からこれまで…作品を振り返って歌ってくださった杉田さんの楽曲には、あの頃は、こんな時、そうだった!…と頷いているワタクシ。人生に於けるヒントがいっぱい散りばめられていたことに気付きました。
そこには小さい頃聴いていた曲、自然に口ずさめるメロディに、喜怒哀楽の中からそのときそのとき受けていた周りの優しい面影の記憶だけが情景に載せて振り返ってきました。
きたやまおさむさんの歌詞のヒントは幸せな日々を記していたのですね。
フォークソングでありながら、コンサートではアレンジが当時とは趣が違うことが、振り返る曲に懐かしさとか、憧憬な思い出を浮かべるより、今を生きているのだからなNew アレンジが、杉田さんの声も聴き手の心もすんなり捉えて離さない求心力ある演奏で過去と現在を行き来でき、きっと
 辛いこともいい思い出と振り返れる杉田さんご自身今の幸せに、きたやまおさむさんとの曲を歌い愉しむ気持ちを現わしているのと感じました。
そこに私達も幸せな日々の記憶を描くことができたのです。
これからは、涙は明日に♪
激励と共に先に向かう人生のヒントを歌でいただいていきたいと願いました。

『桜はパッと散るから美しい、そんなことはない。来年もまた咲くから、美しいのだ』
とラストで申されたきたやまおさむさんの感動な言葉。
忘れまいと かみしめた言葉に、4月13日向かう時、東京は既に葉桜となっていましたが、道中では様々な桜を見ることができました。山桜も遠目に見える中、多分3月下旬の爆弾低気圧で根こそぎ倒れてしまったのでしょう、横たわった巨木が満開に咲き誇る姿を見せていた。
寒かろうと、風雨にさらされてもどんなに辛いことがあっても。桜は必ず咲いてくれるの。
私達の期待を決して裏切らない、守るのです。
だから私達は桜を待つのです。
杉田さん、前向きに倒れてもきっとステージでお会いできますね。

ひとこと標しておきます。
「塩入 ありがとな」 
拍手を越える杉田さんからの讃辞の声であると感銘を受けました。
takako.