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こんな感じのステージです。
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譜面台がございませぬ。すごい〜〜

カッペリーニほか、美味しゅうございます(^_-)

終了後発見。ストリート側に(^-^)/
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Startは19:30でしたね(*^^*)

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9月5日(水) 枝並千花プレミアムコンサート with 塩入俊哉
出演:枝並千花(ヴァイオリン) 塩入俊哉(ピアノ) 楯直己(パーカッション) @ Future SEVEN

Program
 枯葉:ジョセフ・コズマ
 シェルブールの雨傘:ミシェル・ルグラン
 オブリビオン:A.ピアソラ
 魅惑のワルツ:フェルモ・ダンテ・マルシッチ

 新しい朝:枝並千花
 ロータス〜蓮〜:枝並千花
 ラストコール〜記憶を消して〜:塩入俊哉
 
 パヴァ―ヌ:フォーレ
 ラ・クンパルシータ:ロドリゲス
encore
 ジェラシー:ヤコブ・ゲーゼ
 ラストの曲 

 
 覚書
 ノープランでぐぐっとくるMCでの枝並さん@STBライブを待っております
 ぐぐっときましたハス♪の曲ではバックに緑の並でなく、波が映る。天井には蓮の実?ハチの巣?みたいな形のライトが沢山。
 色が鮮やかでキレイでした。
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 
枝並さんは2010.1月@美術館(クラシック)と3月@STB139以来。久々のステージをとても楽しみに出かけました。
シックな秋色ドレスにお綺麗な枝並さんがステージに立たれますと、しとやかな和の美を見ているよう。気持ちは熱いのに心が穏やかに鎮まります。うっとりなワタクシ。
しかし枝並さんは客席が近いのですがライトの加減なのかお客さまが全く見えないと仰っておりました。
本題。
ヴァイオリンのコンサートはステージでまず、音合わせをすることが多いですが、今回はすっとピアノから始まり、枝並さんのヴァイオリンが融け込んでいきます。
枯葉
シャンソンですね。ゆったりです。かれはよ〜〜♪と上がるところ、弦楽器の音と音の間を移ろう特有の音がなんとも感傷的。でも美しい枝並さんとメロディの変化を併せて聴いていると次第に枯れ葉も木から落ちる空間を揺れ遊び葉の色を見せ合い楽しげ。地上に舞い降りてもさわさわと風を起こす楯さんのPer音に舞い上がり、他の葉っぱ達と戯れワルツを踊っているにも聴こえました。
一曲のなかで枯葉が様々な表情はワルツであったり、つま弾いたり。さらさら落ちたり、を見せる。耳になじむメロディが刻々と変化するでの多彩な表現にびっくり。
歌は歌詞で歌い方も変わっているのですが、歌詞に気をもっていかれていますので(私の場合ね)楽器は弾き方、同じメロディでの描き分けが如実に判った曲でした。塩入さんのアレンジを聴いてきて、最初の頃は一番とニ番がアレンジも伴奏も変わっているところに感動していましたが、もはや今は(おっと以前からなのかも)主旋律=メロディの表情自体も刻々と変化を施している事をはっきり聴き取った曲でもありました。 後述しますが、その細やかな奏法までも暗譜なされた枝並さん、素晴らしいです(暗譜は表現を広げるためであるとも)ラストの葉っぱが単なる落ち方ではない音色にぞくっときました。
シェルブールの雨傘
切なさいっぱい弱音の震えの前奏でのヴァイオリンがお馴染みのメロディを奏でると、おもわずもらい泣きしそう。サビでのピアノもパーカッションも一体となってドラマティックに広げる臨場感に圧倒されつつも一層気品を備えていくヴァイオリンの音色は琴線を震わせました。
ラストの早いパッセージ一音にもエッジが美しく立ち、また枝並さんの呼吸が被さりヴァイオリンと一体…ワタクシ息を止めてしまい、気絶しかけ(笑)ました。
MCで枝並さんはパーカッションが入るのは珍しいのではないかと。リハーサルで塩入さんが「そこ虫やって〜」 を楯さんは瞬時に雰囲気を作ってくださる。等、楽しそうにお話をなされてステージとの距離が縮まっていきました。
そしてピアソラのオブリビオン
ヴァイオリンの旋律がなんとも可憐。そしてこのピアノ伴奏上でピアソラに憧れ、夢見心地になって弾いているよう。楯さんのヴォイスも空間が広がっていく清々しさを覚え、洒落たVnの和音、滑らかな流れに枝並さんver.の趣をたっぷり味わいました。
魅惑のワルツ
体の芯はぶれずに左右に動きながら弾かれますのでドレスの模様が揺れドレープが踊るのよ。浮遊しちゃいます。ふっと笑顔を浮かべる表情に男性陣は目に焼き付いて眠れなくなるのでは。ワルツでも緩急のリズムが更に心を惑わしてしまいます。
枝並さん作曲のオリジナル2曲です。
新しい朝
爽やかな朝をイメージなされたとのお話の記憶。 Vnの高音が晴れた空にたなびいていく清々しさ。脈々と沸き上がる生き生きも活力を貰えそう。ピアノと流麗に細やかに流れる節目を堅実にカホンの強さが時を、押し進めていました。しかし、決して急がせない爽やかな曲に、慌ただしい朝もゆとりを持って家事が捗りそう。
蓮〜Lotas〜
「お花はとても好きでイメージして書きたい。塩入さんに”渋いね”と言われました(笑)バラードです」とのご紹介。
自然の沼地で咲く蓮の花。ひっそりと、でも凛とした輝きを放つ。身体の重心がニュートラルに戻る浮遊感とジャパネスクの調べにも大らかな広がりは色彩が日に三回咲く花の変化を想像し、ピアノがトレモロでギターの如くな調べは水面を揺らし静やかに咲く花びらをかすけく触れている動きがまるで映像を鑑賞している錯覚をおこし、ピアノがソロで弾いた音にふと水滴を。お話はバックしますが、以前Mr.Bassman齋藤順さんのライブでハスの映像を見ました。葉っぱに水滴がまあるく転がっていた画がありましたと。
2010.1月枝並さんを初めて聴かせていただいた時Blogに綴っていまがクラシックも暗譜でした。今回塩入さん曰く、32連符もあって相当な努力をなされたのではと。表現をする為のご努力を惜しまない方。 また以前のコンサートでの印象で音楽の間口が広く、弾き込む方。この蓮という曲には、鮮やかな花をイメージなされたと思いますし、目も奪われますが。私は花が鮮やかに開花する為に、大きな葉っぱが水を溜めて透明なまま与える日々の地道な流れがあるのと枝並さんの音楽に向かうご努力と熱意とも思えていました。 大きな葉っぱ、音楽の受け皿に音符を載せて、降ってくる自然界からの恵みの雨を得られ、私達が喜怒哀楽で零した涙までもそっとまるめて純真なままに、枝並さんのご努力で栄養いっぱいの水滴をお花へ毎日注ぎ込んでいる。多彩なアレンジとテクニックに豊かな音色を醸しだす極上のサポートという大きな力を引寄せ、そしてステージで必ず見事に咲かせているのと思います。
蓮〜Lotas〜の総てが今の枝並さんのお姿であると私は聴いていました。
新聞でみました写真です(^^ゞ水滴も写っていましたので。
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そして塩入さんが枝並さんのイメージで創られた曲、ラストコール〜記憶を消して〜
曲順入れ替えてしまいたい妄想。ラストコール♪で別れ、蓮♪で思慮の時を置き、新しい朝♪がきたのよなぞと無責任に掻立てられ、立ち直りが早すぎますかしらね。そのくらい深刻な場面が浮かぶラストコール〜記憶を消して〜なのです。
でも切なさのメロディながら中間での歌い上げる音色の美しいこと!ふわりとした呼吸で伸びて感情も沸き上がりさらにドラマティックに深めるピアノと波乱を起こさせるPerの流れがあまりにも自然の流れゆえにいつの間にかこの壮大でドラマティックな曲にのめりこんでいるのです。美しい音色には心の底から湧き出る悲哀を笑顔で隠そうとするいじらしい想いをも聴きました。枝並さんは音が終わっても左手の弦を揺らしている。余韻が丁寧なのです(どの曲も)消えてゆく後ろ姿を思いました。
歌詞がないのに枝並さんがすっとはまる曲。タイトルを含め女性への曲もどのようにイメージなされるのでしょうね。もうもう素敵な曲です!
楯さんがハープ?マンドリン?楽器は見えませんでしたが、弦の微細な音と歌で始まるパヴァーヌ
フォーレのです。こんな始まり方フォーレは予測したでしょうか。なにか違う展開が待っているとわくわくする私。
枝並さんのさくさくMCの如くメロディが淡々と進む、もの憂い曲はそのままいくのかと思いきや、そのもの憂いロマンティックなVnは始めだけ。一気に踊り出しちゃいました。リズミカルに跳ねる思い切りのよい音色、枝並さんノッています、ラストコールの慟哭は?…(笑)枯葉の曲でのじわじわ変わる音、パヴァーヌでの鮮やかな変身。さすがのアレンジです。これこそクラシカルクロスオーバーの魅力。枝並さん自身が習得され堂々と弾きこなす姿は曲が一体となってじんじん伝わってきました。
息が上がる程の熱演を聴き、ラストはラ・クンパルシータ
長い旋律線にも艶やかな起伏を入れ音を溜め込み揺らす余裕が素敵で、聴き馴染むタンゴの旋律はエッジがきりりと立ってかっこいい〜〜〜と熱くなりました。 拍手が鳴り止まないのは当たり前。
応えるアンコールは ジェラシー
塩入さんと楯さんのアイコンタクトが真剣勝負でお二人を追う曲でもあり。正確な音を弄ぶ枝並さんの朗々と鳴り渡る音の風格美で圧倒します。中間部ピアノと優雅な調べで語りあう部分はうっとり聴き入りました。こんなに綺麗な曲なのに、何故にジェラシーなのでしょうとギモンを抱くほど。Perである"ガラガラ"がここで出番。うねる音の上下に、単一の渇いたガラガラがカラカラ笑っている、笑われてる?あはっ。ふっと我に返る効果音と物体が妙に気になりました。
ラストも痛快!?
アンコールラストは曲名を存知ませんが、並じゃない(笑)波の音に浜辺の歌♪を彷彿させる曲と思いました。虫の声ならぬ、小鳥のさえずりにまどろむ午後…夢をみていたひと時であったと思わずにはいられない心地よさに包まれました。

蓮の葉っぱのような大きな受け皿で様々な曲を受け入れとことん自分のものとするご努力で演奏を聴きたいと願います。 @STBが実現する日を待ち望んでおります。
ありがとうございました。
takako.  9.7.追記