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コメントをありがとうございます。

ディジュリドゥがお控えなすってやす
今夜もすごそう。
し、心臓がバクバク(OvO)

第一章
〜空〜
 Heart Sutra 般若心経
〜色〜
 レインボーサーペント 虹
 Dolphin Blue 青(東)
 Moon Sprit 黄(中央)
 Stone Cricle 白(西)
 Volcano 赤(南)
 漆黒〜日出ずる和国より〜 黒(北)

出演:KNOB 塩入俊哉 楯 直己
ゲスト:Kazu Matsui
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満員のお客様で熱気いっぱいの会場。
「今日もドキドキするよね」毛氈に並べられた白、黒 茶色(模様が描かれてあり、太さも違います)のディジュリドゥがおしゃべりを静かに聞いていた。奏者を待ちながら。
ライトが19:30ぴったりに落ち、火打の音が静寂を運んでくる。
火打石を鳴らしながらKNOBさんご登場。
〜空〜般若心経
真ん中の黒のディジュリドゥを吹く。ソロです。生命を与えるかの如くに一気に強く。最初は小刻みにそして、息継ぎがまったく聞こえない、延々と続く響き。今夜は吹く音に般若心経を唱えておられる。
重低音の倍音ゆえに、ほんとに大勢のお坊さんが一斉に唱えているよう、一定のリズムで。唱えながらダンキング?の息も入るのだが続いていて。テンポが早まりすっと消える。吹き切るのでなく、すっとのみ込む消え方。ラストはす〜〜っと消えていく。なんと奥が深い響きなのでしょう。
1.11震災から一年十ヶ月、祈りの奏上でもありました。
般若心経は詳しくも無いワタクシです。お寺で紙を見て読経するのですが、文字と言葉で記憶しているのが「色即是空」。南無妙法蓮〜と始まるお坊さんの読経にこの色即是空がクリアに聴き取れた記憶。。プログラムに〜色〜空〜と。コンサートではそのままにカラーの表現でもあったわけですが、「色」は宇宙上総ての物質。「空」はカラ、ゼロである。KNOBさんがコンサート中、存在、生かされているとお話になった。この文字に気付かされ描いた陰の意味を後で書きます。

塩入さん、楯さんが加わられて〜色〜自然界のエレメントを音で表現していきます。
先ずはアボリジニの祈りでレインボーサーペント=虹のヘビです。
ヘビ年ですものね。
拍子木を叩きながら(木魚みたい〜)ディジュリドゥを吹かれます。ヘビが踊ってる重低音からピアノの柔らかで厳かな表情に生物が祈りの大事な対象である事が伝わる。それでも、ディジュリドゥがびよよよ〜〜ん〜と遊んじゃっている(っていないのかもです。すみません)お茶目な音が新鮮でした。嬉しそうで。
祈りには涼やかな鈴の音、ディジュリドゥも奥ゆかしい響きへ。この心地よさに幸運を予感しました。

ライトも緑と青へ色を変えて、Dolphin Blue 青(東)
ゆったりと動くピアノの中低音のメロディが海底を大きく立体的に広げていきます。深海で見られる(映像とかでね)碧の色の変化、時々淡い光も射し込むと想像しながら音楽の懐の深さをも聴くピアノソロをうっとり聴き入っていれば、岩笛が鳴るのはドルフィンの愛らしい語らい。
語らいに耳を澄ませば、海面に映る月が。
Moon Spirit 黄 (中央)
コラ!という弦楽器です。楯さんが弾かれる透明でデリカシーな弦の音がほんとに素敵!竪琴とか女性の歌声のよう。カタチもまあるいので月にもぴったり?楯さんの浮遊なヴォイスに、夜の帳にたなびくオーロラ色なシンセの誘導でもう神秘な世界へまっしぐら。オレンジ色のライトに気がつけばちゃんと太いディジュリドゥも奏でていて、その音色がぐわんぐわんと廻るので月が動いているのかと目が回りそうになりました(笑)
三曲演奏なされた所でひと呼吸。
神秘な域から現実に戻るタイミングは皆同じらしい。
…拍手でハッと我に返ったのは私達だけではなく、塩入さんも楯さんもあちらの世界へ行ってらした表情でしたので。

KNOBさんのMC、石笛のご説明。自然に穴があいている石を鳴らすのですと。

色の世界続きます。
Stone Circle 白 (西)
ステージのライトも緩やかに廻り、ピアノの調べが記憶の回想を連れてきます。記憶には喜怒哀楽が詰まっていて、弾かれるピアノ、喚起する笛の音には渇いた音だけに冷たく渦中へ堕ちていく不吉さがスリリングでMax。一筋の笛の音色もバックの構成で聴き取る印象をこんなにも変えている。
ピアノが起承転結のドラマを語っていくような展開はさすがとしか言い様がございませぬ。
ほんとに即興??????
不吉さを残したまま、太鼓がポポン!ドドン!と鳴る。心臓もたまげたVolcano 赤(南)
応えるようにディジュリドゥが喋ったのよ。ぶっ飛びました(笑)
太鼓の連続音とディジュリドゥの会話はどこぞ原住民の呪いをとくお祭りではないかと。ステージも赤いライトが周りますし。野生な掛け合に度肝を抜かれていても鮮やかに颯爽とじわ〜と押していくシンセの音色には体温が上昇。ラストはディジュリドゥの遠吠えが聴こえました。オオカミかも(笑)

漆黒〜日出ずる和国より〜黒 (北)
黒の中に光を見いだす世界を表現したい。方角は北、北極星ということです。
ゲストの尺八奏者Kazu Matsuiさんご登場です。袋毎持たれての登場。
尺八の掠れた音、息とでの膨らみに先ず痺れました。微かな震えもいいな。ディジュリドゥはVolcano より音も高めで念じている。ピアノは低音でがっつり支えもPerもと、数珠つなぎな音色は心がざわめき不安な嵐の中にいるよう。尺八の響き渡る音色が漆黒の闇にぐいっと突き抜けてゆくインパクトは、漆黒に見いだす光を鮮やかに強く伝えていた。改めて思う、漆黒を描くディジュリドゥとピアノとPer と光の対照を奏でる尺八、この音達の絶妙なバランスこそ。
すごい。。この今聞いている音の世界。スピリチュアルなんですが、音楽で精神世界に誘われるより、音の映像がはっきり描かれているのでダイレクトに曲そのものに、展開にぐいぐい惹かれているワタクシでした。
いや〜ん もう面白くて仕方がない!

つづきます。後半はこちらです≫