カテゴリ:
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1. Premonition [ス]
2. Morning Voyage [ス]
3 .3days Dream [ス、C]
4 .Dear malletta [ス、C]
5. With You All Day Through [ス、C]
6. ザザガボールのおしりのえくぼ [ス]
7. 月へのなわばしご [ス]  
8. Flashing Spirit [ス]
9. 最後の開拓地 
休憩  
10. Sail On Slowly,Josephson [ド、C]
11. Curtis June Bug [ド]
12. 星の羅針盤 [ド]
13. Jetty [ド、C]
14. Moon Shine [ラ、C]
15. I believe your love [ラ]
16. bonny bird [ラ]
17. カーティスクリークへの道 [ラ]
18. Ivory Coast [ラ、C]

アンコール
19.Spare Man [C]

カーティスクリークバンド
さっか利郎(sax,fl)八木のぶお(harp)平野 融(g,b)平野 肇(ds,per)塩入俊哉(pf)

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如月に入り暖かな日はあったものの冷えきった田舎では暖かさより居座る厳冬が日常。
出掛けた暖かな春の陽気(と感じられたのね)に暖色を付けるポエジックな音楽は空間と身体ごと、ぬくぬく温めてくださいました。強烈な音ではないのに惹かれる音(フュージョンの魅力ではありますがとても難しいのではと思う)…だから惹かれるのか…沁み入る音感?温感速度は秒速!なカーティスのLiveです。

30年前のアルバム復刻版リリース記念ライブですから。リリース順にピックアップなされた楽曲での構成です。
Premonition〜予感
アルバムの一曲目でしたね(汗)カーティスと申せばWith you All…、1st Album 一曲目のこの曲はもう一つのテーマソングとも想います。
ピアノのゆっくりと静やかな和音に、弱音で音数も控え目な朴訥としたフルート、そしてハープ。ここが序奏。そしてドラムがいくぜい!(いえ、もっとスマートにダンディで)でヒートアップ、サックスとハープのユニゾンにベースもがっつり絡むMorning Voyage♪音の躍動が体感できライブなの!と心身がアツくなっていくのです。
備忘録で記しておきますがベース&ギターの平野融さんは殆ど譜面台を見てはおられなかった。暗譜なされていたのではと思いました。
さっか先生(毎回こう書くワタクシです(*^-^)ゞお許しを)の「アルバムとライブは全然ちがいます。今でも新鮮な復刻版アルバム」のお話。両方楽しめちゃうのですね。ライヴでは当時よりメンバーが進化なされた音楽性がアイディアな音色でめいっぱい詰まっていると思う。
素敵な朝の始まりに続く夢の3days♪
塩入さんはシンセ。私、イントロでの可愛いらしい音にきゅん。ラムネをお口に入れたときシュワシュワっと広がってすぐなくなっちゃうみたいな感覚に似ていて(わかり辛い(*^^)ゞ)懐かしい味とあの頃の情景がよぎるのね。爽やかなS.saxでドライビングなう。Harpの調べ、シンセのソロ、パステル色のラムネがころころ転がって清々しい空間へシュワシュワ〜、ハイルーフの窓から空に広がる景色を見ている、ご機嫌なナンバーです。
Harpのソロが絶品な Dear Malletta♪
ロマンティックで女性が歌っているような錯覚をもたらします。優しい伴奏陣の音のまどろみに浮かび上がる明晰なソロ。アドリブ?なのかしら、甘いひと時に降り注ぐ会話が楽しくて幸せな表情が浮かびます。
ウットリの余韻をやおら伸ばさないさと、カーティスの代表曲でぐいぐい引っ張るWith You All Day Through♪
追い風がいまカーティスに吹いているとくっきり輪郭のはっきりしたアツいsaxのソロが後押し。会場が一体となっていく気をも受け取れる曲です。
タイトルも楽しい ザザガボールのおしりのえくぼ♪
何年か前に釣り用語であると知ってはいましたものの、曲先でしょう。だって剽軽なんですもの(笑)リズミカルな調はルアー(って餌じゃない偽物のこと?)にまんまと釣られちゃって、あはは〜(*^▽^*)ゞとあぁ〜〜あ〜(x_x) な滑稽さ。釣られたおさかなの気持ちなの。ピアノソロが抜群に弾けていて鍵盤の上を飛び跳ねるおさかなは逃げる交わすわ、ひっかかってみせる、このお魚はテクニック有りで相当手強いわよ(笑)
曲で明るいムード満点に、八木さんの私達との距離を縮めてくださるおしゃべり。何故って「沢山のハーモニカが並んでいますが、殆ど使わない(爆笑)お値段の高いハーモニカはもったいないからできるだけ使いたくない(爆笑)」と。
でもきっちりハーモニカのご説明とブルースHarpとクロマティックハーモニカの音色の違いを聞かせてくださり(ワタクシ回数聞かないと忘れちゃいますので毎回お願いしたい)興味津々でした。
そのクロマティックハーモニカソロで、
月へのなわばしご♪
なるほどの音色でのソロが始まるや否や、うぉ〜っという声(納得なのでしょう)が聴こえ鎮まる気。ギター(わぁお〜いつの間に・笑)とシンセの星が交互に光を照らし、す〜〜っと伸びていく和音の旋律線が地上の星をなわばしごを伝って昇っていく様に涙しそうでした。
う〜〜んと唸る会場の声と八木さんの笑顔が揃ってまたぐっときました。
復刻版にライナーノーツを寄稿されたドラムの平野肇さんのお話。さっそく読ませていただいております。ドリフティンの撮影秘話も面白いです。
一部ラストはFlashing Spirit ♪と最後の開拓地♪
今迄の(バラードを除いて)洒落たナンバーから、ぐっとずっしり逞しい男性の強さを感じる曲に、MCなどで距離が縮まった空気と音に精彩が増すピアノ、ベース、Harp sax,フルート(Jazzな味わいがアツい)ソロに拍手も沸いて、強固な鎖でしっかり編み上げていく曲にカーティスクリークバンドの底力を聴き、ブラボーの声が挙って盛り上がる盛り上がる。楽しい。
さっか先生もご紹介くださいました、カーティスの味を最大限生かす音響のプロ、てっちゃんさんのお力もあってと記しておかねばです。

セカンドステージはドリフティンとラヴ・ソングスのアルバムからピックアップ。
…番外。ドリフティンのジャケに映る白地にイカリマークのトレーナー。当時流行りましたよね。ワタクシも確か紺色を着ていた覚えがあります。
ドリフテインの最初の曲、Sail On Slowly,Josephson♪
2012からは復刻版よりテンポが早めな現代の流れに沿ってスタイリッシュにリメイクされた氷川丸の船出。船内で寛ぐナイトタイムが広がり、生演奏を聞くBarTimeです。ドラムのどろろろ〜〜(笑)な音色は波と聞いています。さりげないPerc的な音も聴きのがしませぬ。
Curtis June Bug♪
軽いフットワーク、せかせかした音色、それでも知らんぷりに落ち着いた音、等が人の動き、人間的な印象を受けてこの曲の中には皆さんの癖のある行動パターンが組み込まれているのかも。ピアノは纏め役ですので、こうきたらどう?これは?な行動を聴きます。ちょっと遊び心も感じてしまう曲です。
航海での夜空は想像するだけでもうもう星いっぱい。星の羅針盤♪
Harpのヴィヴラートに混じる掠れがすごく素敵。Dear Malletta♪と違う響きにうるっとしながら、二番はぐっと透明なHarpの調べへ。そしてsaxの細やかなパッセージが2013年ライヴVerです。アルバムとはメロディは同じながら断然違うと言い切れるミラクルナンバーです。
じぃ〜〜んとの甘い酔いをいつも持っていってしまう(笑)悔しいけれど乗ってしまうJetty♪にやきもき。この曲の持つ妖しさが好き。ベースの細やかで貫禄十分なソロプレイが壮観でした。
Moon Shin♪
この曲は月の光ではなくて、密造酒の事なのですよね。LoveSongsの最初の曲。タイトルの意味同様、ライヴはCDと大きく違うと聴いています。さっか先生が「まとめ役で彼がいないとカーティスは存続していきません!」とご紹介くださった塩入さん「石の上にも30年(会場爆笑)」スケジュールの調整とご本人は申されておりましたが、ワタクシは音での支えを確実に聴いております。だからこの曲では違いを顕著に感じられるピアノイントロから、物憂いなメロディに絡む音の構造、saxのソロ、気怠い(すみません、対比で)Harp、「誰にも教えたくない心の音楽、秘密のバンド」今思うのです。
そしてもっと秘密にしたくなってしまった、ここから二曲は平野融さんのギターと八木さんのHarp Duo。
ニクすぎるっ。  I believe your love♪と bonny bird♪ 
柔らかで優しいアルペジオのギターに透明で美しいHarpの音色も表情が違っていき、その溶け具合にギターというよりもハープ(竪琴)な音色と琴線を震わしました。聴く程に耳を澄ませ「シィ〜〜、内緒よ」と声を潜め囁いてみたい程。
「こういうのもいいよな」と演奏前にお話なされたお声に、演奏が終わると、「いいっ〜っ」としみじみ呟く声。
音の会話が繋ぐ、声の会話。なんかとってもいい!

あららもうラストの曲を迎えていました
カーティスクリークへの道♪
このグルーヴ感にも惹かれてきた。力強く明るいカラーな曲はこの先の人生を肯定できてよろしいのでは(*^^*)
Ivory Coast♪
イントロが好きで哀愁があるの。メロウな旋律の交互する響きのなかに生まれていく明るいトーンに皆さんいつまで続くか…と申されますのが、ファンはいつまでを考えず、この次を待ちます。
ライヴという旅がつづいていきますように。私達がお友達を連れてですね。
アンコールは唯一新曲である、Spare Man♪
セルフカヴァーアルバムには収録されています。
ザザガボールの人間版(笑)ユーモアを感じ、控えがだんだんこちらへ近づいてきて、さぁ君の出番だよ!
カーティスの出番は31年後にも世間の指名をうけました。気合いが入ったユニゾンとアンサンブルで堂々たるラストを飾ってくださいました。


最初は大きな力でリリースなされたアルバムが、グループが個々の資質と切磋琢磨で培われてこられた小さなちからが今カタチとなって奇跡を呼び起こしている。生意気な書き方ですが、30年前のライヴは存じませんので、ここ10年間位のライブを聴いてきて、グループでのお一人お一人のソロがたっぷりと粋なアドリブのソロに惹かれ、、またユニゾンのスタイルも珍しくて聴きたいバンドでした。
「見事に曲を忘れていた(笑)」とお話なされていた初期のお話とcdで聴いていた音に即したメロディを奏でる音から、今はものすごく滑らかにそして溜めの空間が素敵。
私は復活したカーティスの音楽を聴いてきただけですが明らかに最初の頃とは違う音色を感じています。この10年〜に、とてもとても感謝しております。
オシャレなタイトル、都会的な洗練されたサウンドとグルーヴを感じながら惹かれ、復活から聴き続けてきた私のちょこっとの耳には、ユニゾンと少しずつ響きが積み重なっていく音は少しずつ人間性もリアリティを増す響きとなっていくこと、力強く進む曲カーティスクリークへの道、カーティスクリークバンド、個々が音楽と寄り添って歩んでこられた単に音楽性の前進に留まらない生の在り様の積み重ねでもあり見え隠れする、そこに温かな人間的立体で生まれた音楽、カーティスが私達を惹きつけてきたのだと思います。

小さな、でも確かな力だから引き寄せた奇跡。があるものですね。
30年前とこれからの音を巧みにバランスを保ちながら届けてくださるライヴを待ちたい。

CDは限定ですので、無くならないうちにど〜〜〜ぞ!
もっちろん、2012.6リリースのセルフカバーアルバムもよ(^O^☆♪
2013.2.11.