6月7日sun.信州音楽村開村28周年記念信州ルネッサンス2015
杉田二郎アフタヌーンスペシャル
出演：杉田二郎（vo.gt） ／岩井眞一（A.E gt.鈴co）／塩入俊哉（pf co）
Program
皆さんこんにちは〜〜っとご挨拶なされながら、颯爽とご登場。with 岩井氏。
来年70歳とは到底思えません。来年70歳記念のアルバムをリリース予定〜〜
風マイハートイムジン河青春のわかれ道白い鳥に乗ってANAK〜息子よ八ヶ岳男どうし積木題名のない愛の唄再会赤い橋戦争を知らない子供たちEncore
涙は明日に祈り〜preyer〜最後の愛・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
ステージ上を歩きながら「こんにちは〜」のご登場。フレンドリーさでお客さんの心をがっちりつかみました
風
岩井さんとのギターにて。記憶に残っていたイメージより遙かに艶やか＆伸びやか（私の思い込みと思われます。きっと変わってはいないのでしょう）な歌声に、ぞくっ
。岩井さんのマンドリンのような揺らすギターの音色と有名な歌詞の"振り返っても 風が吹いているだけ〜"に、想定外、不意を突かれ涙腺が緩みそうになりました。
マイ ハート
21歳頃、無理矢理つくった歌とのお話。ダブルで刻むギターの音色はオールドフォークスタイル！いえいえ、オールドの意味はもちろんいぶし銀、の調べです。
イムジン河
今日は2002年に北川さんが加えた歌詞である三番を歌いました。皆さん初めて聴かれたのではないかとも。聴いてもらいたいとの杉田さんのお話でした。柔らかな曲ながらメッセージの強さ。曲に歴史が刻まれていく深い意味を示している。
ブラザース５平均年齢６４．５歳のお話を交え、和やかな気に青春の分かれ道
シャカシャカと縦割りでそろうリズムはフォークソング。青春を謳歌している生きの良さを懐かしみ（笑）ます。
手拍子が始まって。
ら〜〜らら〜らら〜と杉田さんがハミングすれば、
エレキギターが鳴っている。ありゃいつの間にか塩入さんもご登場にてピアノを弾いています。
＆コーラスも。
アグレッシヴに急加速、曲全体が立体的に立ち上がっていく白い鳥にのって
外の快晴の空、ここは（音楽村）丘綾…、山の上とも云う、善光寺平が一望できまして。エレキのぎゅい〜〜んの音色は白い鳥が急旋回する姿。打楽器的なタッチでぐんぐん食い込んでゆくピアノ。今日はキラキラ煌びやかな音色。さすがのリズム感ががっつり組まれ、そこに肩の力が抜けたように伸びる歌声は超爽やかです。
ANAK 息子よ
ニューバージョンと思われます。今迄とはガラリと世界は変わって、憂うピアノの旋律。血筋をミステリアスなチェーンで編んでいくような流れに、エレキの音色がチェロ？的に聞こえ、体温を感じる。杉田さんの懐が深い歌声の説得力をぐいっと近づけていたと思う。沁みました。
八ヶ岳
現実派のワタクシは（笑）富士山と高さを競うあまり、山同士が喧嘩して八つに割れてしまった、という民話をいつも思うのです。杉田さんはロマンティック。ご夫婦のラブソングです。細やかななピアノの音色は光の加減で様々表情を変え移ろう山々＝はしゃぐ君、落ち着いた杉田さんの声とは一見対照ながら沿っていてステージ上のまさにご夫婦ですね。
27歳の時北山おさむ氏と創った曲
男どうし
拍手手拍子で盛り上がります。ギターとピアノが一体でリズミカル。伴奏は密なのに、とってもサバサバスッキリ。ピアノが時々鳴らす、男どうしが肩をたたき合うような高音の効果音もインパクト大。ラストに向かっていくとエレキギターを鳴らす岩井さんがとってもノリノリ。楽し気と受け取れて、私も嬉しくなりました。男同士の世界なんですが（笑）
積木
友人の事を歌ったもうひとつの曲とのご紹介。イントロは杉田さんのハーモニカも。岩井さんの足首鈴がタンバリンと聴こえちゃうほどリズミカル。ぐっと低音からファルセットな高音までの広い音域が溌剌とした大きなスケールが広がっていく流れをさくさくと進みながらも色々な表情で活力をもたらして、いると思います。
題名のない愛の唄
杉田さんの究極のラヴソングでしょうね。Piano Onlyかしら（間違っていたらご勘弁を）大人のラブソング。杉田さんが「塩入のピアノで歌える幸せを感じます」とご紹介なされた。この曲ではないのかしら。と思うほど甘美。
ラヴソングが続きます。しかも滅多にやらないというお宝？曲。
再会
私お初かも。女性言葉！更には曲想が全然違ってマイナーなメロディ、歌謡曲どろどろ系。
でも恨み節にならないセンシティヴで洗練された表現に気付く杉田さんの持ち味。アレンジ技でも引き出されたと。かなり斬新な曲にて印象強し。
出征していく、我が家に帰るにはこの橋を、戻り橋を歌った、赤い橋
"渡った人は帰らない…”杉田さんの訥々と語る歌声にはその人の後ろ姿を滲ませる深みがあり哀感が沁みます。ピアノのトレモロが、見送る人渡るひとの涙なのか。橋の下の流れが嘆いているのか過ぎ行く流れなのか、揺れて耳に残りました。
ラストは
戦争を知らない子供たち
杉田さんは以前ANAKの曲を少し離れた位置から歌えるようになったとお話なされた記憶があります。
この戦争を知らない子供たちもふと少し離れた目線からのメッセージであるようにも受け取れて。また発した瞬間から音楽は聴き手のもの。どう歩いていくかを託されているような。戦争という文字が頻繁に書かれる昨今。重さも増し影を落としている。普遍の願いをストレートに発するタイトルもその当時とは違っている、変遷を身をもって受けてこられた杉田さんが唄いつづけ、今少し第三者的に考えられる視線が、結果的に受け止める私たちの熱い願いへの励ましや応援となっていくような、新しい意味付けを賦課して再度必要とされている曲へと繋がれていって欲しい。
”思いっきり歌います！”の言葉に強い意思を感じた私でした。
戦争を知らない子供達 と言われ続けていきますよう。ほんとにほんとに願います。
拍手は大きく揃って、アンコール
涙は明日に
辛い時、なんとかなるさ〜〜と気を紛らせて止める涙じゃない。真正面から甘い！と叱ってくれる歌詞であると私は思います。何かに向かって生きていくという決意や強い信念を奥底に育てさせる応援歌であると。
祈り〜preyer〜最後の愛
大地に優しい光が訪れるような、心穏やかな感覚に包まれるました。演奏の骨格がしっかりしているからどんなスッキリな曲想も穏やかな流れも生まれる空間にいる杉田さんの声が極上なのでした。
杉田さんはコンサート中、何回もも岩井さんと塩入さんをご紹介なされました。
信頼を寄せられているお気持ち。そしてニコニコ退場なされる表情に安堵し、塩入さんも客席へ”ありがとう！”と申されたと見受けし、嬉しいワタクシでした。
ありがとうございました。
takako.
ステージ上を歩きながら「こんにちは〜」のご登場。フレンドリーさでお客さんの心をがっちりつかみました
風岩井さんとのギターにて。記憶に残っていたイメージより遙かに艶やか＆伸びやか（私の思い込みと思われます。きっと変わってはいないのでしょう）な歌声に、ぞくっ
。岩井さんのマンドリンのような揺らすギターの音色と有名な歌詞の"振り返っても 風が吹いているだけ〜"に、想定外、不意を突かれ涙腺が緩みそうになりました。マイ ハート21歳頃、無理矢理つくった歌とのお話。ダブルで刻むギターの音色はオールドフォークスタイル！いえいえ、オールドの意味はもちろんいぶし銀、の調べです。
イムジン河今日は2002年に北川さんが加えた歌詞である三番を歌いました。皆さん初めて聴かれたのではないかとも。聴いてもらいたいとの杉田さんのお話でした。柔らかな曲ながらメッセージの強さ。曲に歴史が刻まれていく深い意味を示している。
ブラザース５平均年齢６４．５歳のお話を交え、和やかな気に
青春の分かれ道シャカシャカと縦割りでそろうリズムはフォークソング。青春を謳歌している生きの良さを懐かしみ（笑）ます。
手拍子が始まって。
ら〜〜らら〜らら〜と杉田さんがハミングすれば、エレキギターが鳴っている。ありゃいつの間にか塩入さんもご登場にてピアノを弾いています。＆コーラスも。アグレッシヴに急加速、曲全体が立体的に立ち上がっていく
白い鳥にのって外の快晴の空、ここは（音楽村）丘綾…、山の上とも云う、善光寺平が一望できまして。エレキのぎゅい〜〜んの音色は白い鳥が急旋回する姿。打楽器的なタッチでぐんぐん食い込んでゆくピアノ。今日はキラキラ煌びやかな音色。さすがのリズム感ががっつり組まれ、そこに肩の力が抜けたように伸びる歌声は超爽やかです。
ANAK 息子よニューバージョンと思われます。今迄とはガラリと世界は変わって、憂うピアノの旋律。血筋をミステリアスなチェーンで編んでいくような流れに、エレキの音色がチェロ？的に聞こえ、体温を感じる。杉田さんの懐が深い歌声の説得力をぐいっと近づけていたと思う。沁みました。
八ヶ岳現実派のワタクシは（笑）富士山と高さを競うあまり、山同士が喧嘩して八つに割れてしまった、という民話をいつも思うのです。杉田さんはロマンティック。ご夫婦のラブソングです。細やかななピアノの音色は光の加減で様々表情を変え移ろう山々＝はしゃぐ君、落ち着いた杉田さんの声とは一見対照ながら沿っていてステージ上のまさにご夫婦ですね。
27歳の時北山おさむ氏と創った曲
男どうし拍手手拍子で盛り上がります。ギターとピアノが一体でリズミカル。伴奏は密なのに、とってもサバサバスッキリ。ピアノが時々鳴らす、男どうしが肩をたたき合うような高音の効果音もインパクト大。ラストに向かっていくとエレキギターを鳴らす岩井さんがとってもノリノリ。楽し気と受け取れて、私も嬉しくなりました。男同士の世界なんですが（笑）
積木友人の事を歌ったもうひとつの曲とのご紹介。イントロは杉田さんのハーモニカも。岩井さんの足首鈴がタンバリンと聴こえちゃうほどリズミカル。ぐっと低音からファルセットな高音までの広い音域が溌剌とした大きなスケールが広がっていく流れをさくさくと進みながらも色々な表情で活力をもたらして、いると思います。
題名のない愛の唄杉田さんの究極のラヴソングでしょうね。Piano Onlyかしら（間違っていたらご勘弁を）大人のラブソング。杉田さんが「塩入のピアノで歌える幸せを感じます」とご紹介なされた。この曲ではないのかしら。と思うほど甘美。
ラヴソングが続きます。しかも滅多にやらないというお宝？曲。
再会私お初かも。女性言葉！更には曲想が全然違ってマイナーなメロディ、歌謡曲どろどろ系。
でも恨み節にならないセンシティヴで洗練された表現に気付く杉田さんの持ち味。アレンジ技でも引き出されたと。かなり斬新な曲にて印象強し。
出征していく、我が家に帰るにはこの橋を、戻り橋を歌った、
赤い橋"渡った人は帰らない…”杉田さんの訥々と語る歌声にはその人の後ろ姿を滲ませる深みがあり哀感が沁みます。ピアノのトレモロが、見送る人渡るひとの涙なのか。橋の下の流れが嘆いているのか過ぎ行く流れなのか、揺れて耳に残りました。
ラストは
戦争を知らない子供たち杉田さんは以前ANAKの曲を少し離れた位置から歌えるようになったとお話なされた記憶があります。
この戦争を知らない子供たち
もふと少し離れた目線からのメッセージであるようにも受け取れて。また発した瞬間から音楽は聴き手のもの。どう歩いていくかを託されているような。戦争という文字が頻繁に書かれる昨今。重さも増し影を落としている。普遍の願いをストレートに発するタイトルもその当時とは違っている、変遷を身をもって受けてこられた杉田さんが唄いつづけ、今少し第三者的に考えられる視線が、結果的に受け止める私たちの熱い願いへの励ましや応援となっていくような、新しい意味付けを賦課して再度必要とされている曲へと繋がれていって欲しい。”思いっきり歌います！”の言葉に強い意思を感じた私でした。
戦争を知らない子供達 と言われ続けていきますよう。ほんとにほんとに願います。
拍手は大きく揃って、アンコール
涙は明日に辛い時、なんとかなるさ〜〜と気を紛らせて止める涙じゃない。真正面から甘い！と叱ってくれる歌詞であると私は思います。何かに向かって生きていくという決意や強い信念を奥底に育てさせる応援歌であると。
祈り〜preyer〜最後の愛大地に優しい光が訪れるような、心穏やかな感覚に包まれるました。演奏の骨格がしっかりしているからどんなスッキリな曲想も穏やかな流れも生まれる空間にいる杉田さんの声が極上なのでした。
杉田さんはコンサート中、何回もも岩井さんと塩入さんをご紹介なされました。
信頼を寄せられているお気持ち。そしてニコニコ退場なされる表情に安堵し、塩入さんも客席へ”ありがとう！”と申されたと見受けし、嬉しいワタクシでした。
ありがとうございました。
takako.
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