［追憶のオペラ 作曲：塩入俊哉］
作詞：売野雅勇 イタリア語訳詞：Alberto De Meis
大聖堂の鐘が夕映え伝いに Odo…il suono di campane….in una stazione…
フレスコ画色あせた駅に届く Un quadro scolorito… al tramonto del sole
国境超えた汽車は追憶の街へ Il passare del treno alla frontiera nella citta’del ricordo
まるで死の凱旋のように音もなく senza vento …come trionfo di morte
あの菩提樹に あの噴水に Quel Tiglio, quella Fontana
切り石積みの壁に あの窓に quel muro di pietra, quella finestra
もう帰らぬあなたの気配がする Ti guardo…sei tu…lontano da me
あの路地からいまにも駆けて来そうな ti sento svanire oltre la via
不意に灯が点く鎧戸の隙間から All’improvviso dallo spiraglio di una finestra
こぼれるマンドリンも あの日のまま odo il suono di un mandolino…
tutto mi sembra uguale
季節を忘れた夜蝉が鳴く Il canto delle cicale di una stagione errata,
死者たちの悔しさ悼むように piange la perdita del dispiacere della morte
ダビデの星の下に生まれて La mia stella di Davide…..
運命に翻弄された日々 Il destino si e’ preso gioco di me
目を閉じればファシストの行進が Chiudo gli occhi…al passare della marcia fascista,
ローズ色の石畳 恐怖で染めてく la strada si tinge rossa …di paura
野外オペラ劇場からあなたの Da un Teatro,
やるせないバリトンが街に降る il tuo canto giunge come la pioggia
あの頃のあなたと見間違うほど Ti guardo…nel tuo viso scorgo
美しい顔立ちと声のあなたの子が i bei tratti e soavi voci dei tuoi fanciulli,
見えますか？ arrivare dal cielo notturno della sera
夜空から 夜空から …Dal cielo notturno della sera…
2018.1月20日sat.大寒八ヶ岳高原音楽堂にて藤澤ノリマサ氏がイタリア語で熱唱なされた
追憶のオペラ♪
藤澤さんが曲名を申された時、会場から感嘆の声が上がり嬉しかったです！
昨夜よりアクセスが爆増していまして再掲載致します。
多くのアクセスを本当にほんっとにありがとうございます。
takako.
コメント
コメント一覧 (4)
うーむ、なんて、ゴージャスな歌詞なんでしょう！
takakoさんのおかげでじっくりと
歌詞を読めます。知らなければなんて言っているのか全く分からないイタリア語。
美しい油絵を想わされます。
ちなみに一昨日の、雪で新しいタイプのタイヤチェーンの着脱を経験、雪かきも数年ぶりにやり、汗だく、かるーく筋肉痛なのでした。雪って大変！(x_x)
コメントをありがとうございます。
知らなければ、ワタクシなんぞはイタリア語なのも解りません（笑）
さすが売野さんの歌詞は耽美的で陶酔しちゃいそうなほど美しいストーリー。
日本語でも歌って欲しいと思いました。
雪国に住んでいながらタイヤチェーンの着脱、未経験です（汗）
スタッドレスタイヤに頼り切っています。今のはやり易いのでしょうね。
22日の関東地方の大雪、エライことになっていましたね。TVで見まして。
湿った雪は重いし固まると滑るし…
転ばないよう気をつけてくださいね。怪我はなかなか治りませぬ
その低気圧が去って、最強の寒気団がおいでになる（バックしてほしい）
此処はこれからが雪本番です。
吹雪いています(ー_ー)!!
闇夜からお月様がだんだん出てくるころ。
どうかあまり積もりませんよーーーに(゜゜)
takako.
もうすぐ節分だと言うのに…まだまだ寒いですね。
寒いの苦手な私ですσ(^_^;)
あの感動的な、八ヶ岳のレジェクラコンサートから、もう10日も経ってしまいましたね。
思い返すだけでも…胸が一杯になります。
歌詞を書いて下さった「追憶のオペラ」は、帝国ホテルで塩入さんのソロを聴いた時も、流れるような旋律に涙が出そうになりましたが…
また、それにノリマサさんのヴォーカルが加わると、さらに哀愁を帯びて、情感が増しますよね。
昨年の八ヶ岳で初めて聴いた時よりも、今年は更に…塩入さんとノリマサさんの想いが重なって、より重厚なストーリーが感じられました。
やはり、八ヶ岳音楽堂の持つ、清らかさが、音人達の感性に磨きをかけてくれるからなのでしょうね。
塩入さんが、今年は更なる展開が…と仰って下さったので、大変期待しています💕
また、再会出来ますように〜🤗
わぁ素敵なコメントをありがとうございます。
寒中お見舞い申し上げます…も残り1日ですが、
はい。寒いです。
八ヶ岳の日は雪もなく（あの位では無いに等しい＝厳寒地感覚・笑）富士山も拝めて。
何より、レジェクラですよね。冬とは申せ温かさも感じる外の空気とgentleメンズのMC。
曲が始まるや否や静謐な音色と輝かしいエネルギーが交錯し、様々な表情を見せながら
流れていくカラフルな音の着物を私たちは羽織っている、レディ（笑）に仕立てていただいた錯覚を。贅沢なひと時でした。
帝国ホテルも私参りました。思えば八ヶ岳の雰囲気とはまた違ったゴージャスな調べ
（こちらはドレス）に聴こえていた感覚が懐かしいです。
追憶のオペラと藤澤さんが申されたとき歓声が起きました。嬉しかったですし、磨きがかかりまくりの歌声は魂そのものでした。圧巻です。
っと
レポを書き散らかし状態ですが（強度の冷え症ゆえ手足は年中冷たく、今頃の夜は指先の感覚がなくなるほど。ゆえに打てず…さらに復習と藤澤さんのyoutubeを見れば、見入ってしまうという・汗）アップします。
レジェクラを聴かれることはほんとうに嬉しく、いつまでも活動して欲しいです。
展開〜も愉しみ。
因みに、今年こそは藤澤さんのソロConcertへ参りたいと考えております。
どこかの会場でお会いできますよ〜〜〜に！！
takako.