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タグ:メランコリア

『 金城広子の世界〜奇跡のヴォーカリスト72歳 Vol.7 』
2010.06.28. at:スイートベイジルSTB139

出演:金城広子(vo)/塩入俊哉(pf)/齋藤 順(cb)/楯 直己(Prec)/岩井眞一(gt)
ナビゲーター:宮川俊二
音楽プロデュース:塩入俊哉

Program
−第一部−
メランコリア
コマンサバ
ノンムッシュ もう私は二十歳ではないの
群 衆
あかんたれ
赤田首里殿内
千の風になって 宮川俊二(vo)
旅路の春
時よ命よ

−第二部−
ヴェネチアの夜
窓のない列車
ロバの教訓
水のない河
木星の月
追憶のオペラ
Lavie〜神様の贈り物

−encore−
ふるさとの丘
芭蕉布

「いらっしゃいませ」ドアが開くと同時にライブハウスの空気が出迎える。
お洒落なおじ様おば様等が談笑している。お知り合いも多く、テーブルを往ったり来たり忙しそうな方も。笑い声がこだまする楽しいコンサート前。
80歳を越えておられると思う姉妹の女性は二人静かに座られていた。上品なお姿に背筋ものびる。金城さんのコンサートなの。この雰囲気。
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金城広子の世界Vol5 Concert Revue continuer…続きです。

金城さんのアルバム【メランコリア】からの楽曲、作詞売野雅勇&作曲塩入俊哉作品をライブで聴かせていただき、もっともっと多くの皆様に届きますようにと強力思いました。

売野雅勇氏のお名前はチェッカーズ&中森明菜…などで知ってはおりましたが、当時は全く興味が沸かず、巷を賑すヒットメーカー作詞家のイメージ。すみません_(_^_)_
歌詞に魅かれました曲が、稲垣潤一“夏のクラクション♪” 80年代 J−POP&City pops の代表格。コピーライター的お洒落でキャッチーな題名は楽曲が現在も不動の位置を保っている。
売野さんの詞は男性の愛言葉を女性の心へがつんと落す。一人の君&貴方の存在を熱く想い、都会的で憧れる文字と英語を操り、濃い愛情も洗練された言葉の表現と爽やかなメロディが心地よく大いにはまり、ドライブ&海の必需ソング。
そのイメージを俯瞰的に唄われる声に夢見心地は最高潮。ヴォーカリストor愛おしいヒトから私のみに向けられている言葉!と悲恋でも幸せと陶酔できちゃう。
歌詞に愛がまとわりつくくどさを感じると他人事、お二人の感情(曲の中の)なのねと醒めていく詞が有る中、売野さんは要所で“君”とか“貴方”を急接近させる。その鋭いタイミングが女性の心にジャストイン。
他、杉山清貴 “最後のHoly Night” e.t.c.そして近年の稲垣潤一 “VOYAGER♪” “愛は魂の秘密(この曲へは辛口コメント。アレンジが私には物足りず単調)” では魂の域に昇華し、より芸術的心象シーンが浮かぶ歌詞が綺麗!と感動していました。(敬称略)

売野さんなのに違う。
【メランコリア】は深みに嵌り、幻想に留まらない。愛とたましいがまとわりつき取り払えず動揺。生々しい。まさに人間性の感情に心が震える。
このアルバムでは売野さんの詞の登場人物そのものになる。と同時に売野さんご自身を投影させ想像、想っているのかな(恋しちゃってる??(*^^*))
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